挨拶で帽子くらい、
取らないの?
――名前も理由も、まだ分かっていない
松井秀喜に帽子を取らなかった2人は、本当に「若者」なのか
松井秀喜が、自分の帽子を取って選手に声をかけた。その横で、帽子をかぶったまま握手をした選手が2人いた。たった数秒の映像なんだけど、これがいま、えらい騒ぎになっている。
10月30日、川崎市のジャイアンツ球場。読売ジャイアンツの新監督になった松井秀喜(52)が、秋季キャンプの初日を迎えた。選手一人ひとりと向き合って、握手をして、ひとことずつ言葉をかけた。球団の公式Xが、その場面の動画を出した。
Xでこの投稿を見る
坂本勇人も、田中将大も、帽子を取って頭を下げている。松井自身も帽子を取っていた。そのなかで、かぶったまま握手をした選手が2人、映っていた。
動画は約1990万回表示された
東洋経済オンラインによると、この投稿は11月2日の時点で約1990万回表示された。Yahoo!ニュースに転載された同じ記事には、1494件のコメントが付いていた。
声の多くは、怒っていた。「監督が帽子取ってるのにね」「シンプルにマナー違反」。スポーツ議論サイトのRONSPOは、「帽子を取って一礼するこれが礼儀よね。巨人軍は紳士のはず」「いち社会人として常識が欠如しているとしか思えない」といった投稿を並べている。
で、なぜ取らなかったのか。いちばん知りたいのは、そこだ。ところが、本人も球団も理由を説明していない。説明したという報道は、探しても見つからなかった。理由が分からないまま、礼儀知らずという話だけが広がった。
ネットの評判
Yahoo!ニュースのコメント欄とXでは、批判が目立つ。「礼儀がなっていない。周りが教えてあげないとね」「1番最初に坂本が帽子取ってるのに、それより若い選手で帽子をとってないやつは何を見てんだ」。「時代なんですかねぇ…」「できない若い子多いですよね」と、世代の話にする声も出ている。
一方で、擁護もある。「緊張し過ぎて忘れていたのでは」「1度帽子を取らないから責めるのはどうかと思う」。「中学や高校時代の野球部の方針にもよるんでしょうね」という見方もあった。そもそも松井が帽子を取って一人ずつ声をかける姿に泣けた、という声のほうが先に広がっていた。
「若者」と呼ばれた2人は、30代前半だった
ここで、話がひっくり返る。11月3日に東洋経済オンラインに載った記事(宮本文幸・桜美林大学教授)は、帽子を取らなかった2人がいずれも30代前半の選手だと書いている。プロ野球のキャリアで言えば、もう若手ではない。名前については、どの記事も確定していない。
つまり「今の若い子は」と責めた人の多くは、相手が何歳かを知らずに責めていた。
宮本教授は、この論争が「世代」という枠の上に乗っていること自体を認知バイアスの問題として読んでいる。根拠に挙げているのが、2019年にアメリカの心理学者ジョン・プロツコらが科学誌サイエンス・アドバンシズに出した「Kids these days(今どきの子どもは)」という論文だ。礼儀に欠ける振る舞いを見ると、人は無意識にそれを若い世代と結びつけてしまう、という話である。
その研究で分かったことの一つが、これだ。権威を重んじる大人ほど、「今の子どもは年長者を敬わない」と答える。
源泉所得税が納付できないんだけど、どうすれば
――納期限は11月10日、期限延長の案内はまだない
給与明細、見えるところに
置いてあった
――ある妻が、家の中で
全国大会に20回以上出た高校生、ドームで賛否?!
Snow Man札幌公演の演出をめぐるファンの声
- 「坂本や田中も帽子脱いだのに」松井秀喜に“脱帽せず挨拶”で巨人選手に賛否…《若者は礼儀知らず》論争に潜む意外な盲点(東洋経済オンライン/Yahoo!ニュース)
- 同記事(Infoseekニュース転載)
- 「礼儀がなっていない。巨人軍は紳士のはず」松井秀喜新監督との挨拶で2選手が帽子を取らなかった態度を巡りSNSで賛否…「緊張し過ぎて忘れていたのでは?」擁護の声も(RONSPO)
- 【映像】これが賛否の起きた松井監督と選手の挨拶シーンだ!(RONSPO)
- 松井秀喜監督に脱帽せず… 一部の巨人選手に賛否「失礼な人」「忘れることある」(しらべぇ)
- 巨人 松井秀喜新監督が始動「新たな強いジャイアンツを」 秋季キャンプをスタート(NHK)
- Society's tendency to denigrate kids these days is a 'memory tic,' says cognitive scientist(Phys.org、Protzko & Schooler, Science Advances 2019 の紹介)