1万円のPHP緊急対応に、77人が応募
応募の締め切りは10月24日、納品の希望日は10月25日
写真はイメージ Photo by Avtar Singh on Unsplash
「桁が一つ違う」と笑われた1万円のPHP緊急対応、応募は77人だった
クラウドワークスに出ていた仕事の報酬が、1万円から3万円だった。内容は、PHPの緊急セキュリティ対応。サイトとデータベースのバックアップを取り、サーバーのPHPを入れ替え、WordPress本体とテーマとプラグインを更新して互換性を確かめ、表示が崩れたらコードを直す。募集のタイトルには「保守対応」まで入っていた。1万円で、、、全部。
これを見つけたなかにしゆうさんの投稿から、話が広がった。
Xでこの投稿を見る
返信欄は、ほぼ同じ声でそろった。「桁が一つ違う、、、」「どう考えてもスポットで30万以上の案件だと思うが。」「10倍貰えたとしてもやりたくない」(いずれもXの返信)。
なぜ、こんな募集が出たのか。背景には、PHPの重大な脆弱性2件(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)がある。深刻度はCVSSで9.2の「Critical」。修正版が出たのは2026年10月21日で、この募集が出たのも同じ日だ。PHPの公式サイトが、すぐアップデートするよう呼びかけた日でもある。
値段の目安も確かめられる。同じ10月21日、株式会社セルバがPHPの緊急アップデート支援を「10万円~」で始めると発表した。下限で比べると、ちょうど10倍。「桁が一つ違う」は、かなり正確な指摘だった。
応募は77人、契約は5人
ただ、募集ページには別の数字も残っていた。応募した人、77人。
笑っていた側の外で、77人が手を挙げていたことになる。募集人数は3人で、契約した人は5人。倍率は15倍を超えた。
なぜ77人が応募したのか。募集ページには書かれていない。本人たちが事情を語った記録も見つからなかった。確かめられるのは、「安すぎる」と言われた仕事に77人が並び、72人は選ばれなかったという事実だけだ。
発注した側も、評判の悪いアカウントではなかった。評価は5点満点で4.9。64件のレビューが付いて、本人確認も済んでいる。
発注した側の急ぎぶりが分かる数字が、もう一つある。応募の締め切りは10月24日。納品の希望日は、10月25日だった。
うちのソース付けて食うわ
日本人は何も言えんやろ
――フランスから投稿した人が、日本人に
賞をくれなかったから、
もう来なくていい
――トランプ米大統領が、ノルウェーに
人口は減ったのに、
市税は13年ぶりの高さ
――室蘭市の2025年度決算
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