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閉めて作り替える?古いまま開けてて?

場面と、二人の言い分
  1. 首都圏でいちばん使われている公共のゴルフ場が、11月15日に閉まることになりました。トランプ米大統領が自身のSNSに、約15か月かけて作り替えると書いたからです。その投稿の8日前には、430本の木が土曜の1日で切り倒されました。工事そのものは、連邦地裁が一時的に止めています。
  2. 「しばらく我慢すれば、この後何十年も快適に使える」
  3. 「使えない間、わたしはどこで何をすれば…」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

全部作り替える派 の言い分

わたしは、古いものを直して粘るのが苦手です。台所の換気扇がうなり出した日も、部品を取り寄せれば当分は動くと言われましたが、その場で新しいものを頼みました。自転車も、ブレーキの音が気になった時点で買い替えます。
実家が、だましだましの家だったからです。父は何でも自分で直す人で、雨漏りは洗面器で受け、戸の建付けはあて木で誤魔化していました。そのうちに柱まで湿って、結局は家ごと手を入れる話になりました。直すたびにお金は出ていて、不便もずっと続いていて、最後に大きな修理代が残りました。あのとき一度にまとめてやっていれば、わたしは乾いた部屋で宿題ができたと思っています。
だから、開けながら少しずつ直せという人を見ると、節約しているつもりで、不便を先へ送っているだけに見えます。閉まっている間は、わたしも困ります。でも、閉まる不便には終わる日があって、だましだましの不便には終わる日がありません。わたしは、終わる日がある方を選びます。

相手へ:だましだまし直して、同じ所がまた壊れたら、どうするんですか?実際に出た声 「古く、壊れ、荒れ果てている」

古いままでいい派 の言い分

わたしは、決まった曜日に決まった場所へ行きます。安いから行けるのであって、少し高くなったら行きません。帰りは同じ店で同じものを買って帰ります。その繰り返しが、わたしの一週間の背骨です。
若いころ、通っていた銭湯が建て替えで閉まりました。きれいになって戻ってくると聞いて、わたしも楽しみにしていました。閉まっている間は遠い所まで歩き、やがて家の風呂で済ますようになりました。新しく開いた日に行ってみたら、入浴料は上がっていて、番台で話していた人たちは、もう誰も来ていませんでした。建物は新しくなりましたが、わたしが通っていた場所は、閉まった日に終わっていたのだと思います。
新しい方が気持ちいいのは分かります。ただ、作り替えを決める人は、閉まっている間をどう過ごすかを、自分の暮らしでは考えません。できあがった場所に、わたしが同じ値段で入れるのかも、だれも約束してくれません。だから、古くても開いている方に手を挙げます。

相手へ:新しくなって値上がりしたら、わたしはもう通えないですよ?

どちらにも数えられない立場 ゴルフをしない近所の人

わたしはゴルフをしません。だから、どちらの味方にも数えてもらえません。けれど、430本の木が消えた景色を毎日見るのは、わたしです。古いままでも新しくても、木はもう戻ってきません。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →430本切った翌週、トランプ氏が「11月15日着工」 ワシントンの公共ゴルフ場

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