52%が『イヤミ』と答えたメールの一言
米欧2,000人の調査。使っていると認めた人は10%
「念のため申し上げますが」がメールの嫌われ1位で52%、使う人は10%
メール検証の会社ゼロバウンス(ZeroBounce)が2026年8月、アメリカとヨーロッパで働く2,000人に聞いた。「メールのどの言い回しがパッシブアグレッシブに感じるか」。1位は「Just to be clear」、日本語なら「念のため申し上げますが」。52%が選んだ。2人に1人だ。
丁寧な前置きだと思っていたのに、、、
2位は「As previously discussed(前にもお話ししたとおり)」と「Per my last email(前回のメールのとおり)」で、ともに40%。4位が「For future reference(今後の参考のために)」で32%、5位が「Kindly note(ご留意ください)」で31%。「いちばん悪い言い方」を1つだけ選ぶ質問でも、「Just to be clear」が21%で1位だった。
ゼロバウンスの報告は、上位に並んだ言い回しの共通点をこう書いている。どれも「訂正のように聞こえる」。言われてみれば、「念のため申し上げますが」のあとに褒め言葉が来たことは、まずない。
「あの言い方はイヤミに読める」という受け手の感想は、長いあいだ気にしすぎの部類だった。定型文だから、丁寧さの記号だから、と。その気にしすぎが、52%である。
では、だれが送っているのか
同じ調査は「自分がよく使う言い回し」も聞いている。「Just to be clear」を使うと答えた人は、10%だった。
52%が嫌い、10%が使う。差の42%ぶんは、どこのだれが送っているのだろう。
よく使うと答えた人が多い言い回しの上位は、別の顔ぶれだ。「Thanks in advance(よろしくお願いします)」が37%、「Following up(追ってご連絡です)」が34%、「Just checking in(ご様子うかがいです)」が32%。このうち「Following up」をイヤミだと感じた人は、8%しかいない。無害な言葉だけを選んで使っている、という自己申告になっている。
メールの量も聞いている。未読が25通に届く前にストレスを感じる人が51%、メールがいちばんつらい曜日は月曜で45%だった。なお、質問に出たのは英語の言い回しで、答えたのもアメリカとヨーロッパで働く人だ。日本語のビジネスメールは、この調査に入っていない。
ただ、1組だけ数字がぴったり重なった。「Any updates on this?(この件、進捗いかがでしょうか)」をイヤミだと感じた人は30%。この言葉をよく使うと答えた人も、30%だった。
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