ピザのパイナップル論争で、人が解雇された
店の子どもメニューには、前から載っていた
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イタリア人シェフ、パイナップルのピザを拒んで解雇 負けた理由は締め切り
イタリア人のシェフが、ピザにパイナップルを乗せるのを断って、仕事を失った。場所はイタリアではない。オーストラリアのブリスベンで、2026年5月20日に解雇された。ネットの定番ネタのはずが、、、本物の労働審判まで行ってしまった。
シェフの名前はダビデ・タンブレッラさん。イタリア料理店「ラ・コスタ」で料理長をしていた。解雇の前に、1万5,000オーストラリアドル(約166万円)分の団体の宴会が入った。支払う客が「ハムとパイナップルのピザが欲しい」と頼んだ。タンブレッラさんは断った。イタリア人として、ピザにパイナップルを乗せるのは自分の文化への侮辱だ、というのが理由だ。同じ指示を断ったのは、4年で3回目だったと本人も認めている。そのうえ店側に、イタリア人がパイナップルを乗せない理由を調べてほしい、とも頼んだ。
負けた理由は、文化ではなかった
タンブレッラさんは、解雇は不当だとしてフェア・ワーク・コミッションに申し立てた。ジェニファー・ハント委員は11月3日の決定で、申し立てを却下した。理由は、21日の期限を過ぎていたからだ。例外を認めるほどの事情もなかった。つまり「文化を理由に指示を断っていいのか」という中身は、まだ誰も判断していない。11月6日の時点で、本人が改めて申し立てたという話は出ていない。
店側の言い分はこうだ。経営者のエリオット・イングラムさんはガーディアンに、宴会の客の注文だったと説明した。パイナップル入りのピザは「自分のいちばんの好物ではない」が、飲食業17年で「戦う相手は選ぶ」ことを覚えた、とも話している。決定文には、ほかの問題も並んでいた。乱暴な言葉づかい、話し方、職場でいらだちを強めたこと。ちなみに「ラ・コスタ」の子ども向けメニューには、ハムとパイナップルがもとから載っていた。
失ったのは、仕事だけではない
ここは重い話だ。タンブレッラさんは3年以上かけて、サブクラス186ビザの手続きを進めていた。雇い主が指名して、永住権につながるビザだ。解雇で、その手続きは終わった。もう一度、最初からやり直すことになる。4月に右手を2か所折っていたことも、決定文にある。「ラ・コスタ」は7月に店の賃貸期限が切れ、閉店した。
タンブレッラさんは、いまブリスベンのイタリア料理店「ドン・ジーノ」で料理長をしている。その店のメニューに、パイナップルの乗ったピザは1つもない。ここなら、もう断らなくていい。
のどかな場所なんだから、
もう勘弁してほしい
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- Italian chef sacked for not putting pineapple on pizza(ガーディアン配信)
- Chef who refused to put pineapple on pizza sacked from Brisbane restaurant(1NEWS)
- ‘An insult to his culture’: Italian chef sacked for not putting pineapple on pizza loses bid to get job back(アイリッシュ・タイムズ)
- Italian Chef Who Refused to Put Pineaple on a Pizza Loses Wrongful Termination Case(Complex)
- Chef in Australia fairly sacked after refusing to add pineapple to pizza(Personnel Today)
- Italian Chef Fired for Refusing to Put Pineapple on Pizza(デイリー・ビースト)
- Italian Chef Sacked For Refusing To Put Pineapple On Pizza
- オーストラリア ドル / 日本 円の時系列・推移(Yahoo!ファイナンス。11月4日終値110.73円)