MacBook Proの『据え置き』って、
何と比べて?

――アメリカでは1,999ドルのまま

写真はイメージ Photo by dlxmedia.hu on Unsplash

10/28 18:09 / 発信国:アメリカ / 記者:工藤

新MacBook Proの「価格据え置き」 その値段、6月に6万円上がっていた

アップルが新しい14インチMacBook Proを発表した。値段は33万9,800円から。10月29日に予約が始まり、発売は11月6日だ。中身はM6チップになり、ひとつ前のM5と比べて、グラフィックスが最大30%、AIの処理が最大25%速くなったという。

ニュースの見出しには「価格据え置き」が並んだ。たしかにM5のモデルも33万9,800円だった。でも、その33万9,800円は、いつからの値段だったのか。

「据え置き」の元の値段は、6月に6万円上がっていた

M5の14インチで、メモリ16GB・ストレージ1TBという構成。今回のM6のいちばん安い構成と、同じ中身だ。この構成の値段は、6月25日までは27万9,800円だった。それが2026年6月26日、アップルの国内値上げで33万9,800円になった。上がった額は6万円。率にして約21%だ。

電卓と小銭、レシート
写真はイメージ Photo by Amol Tyagi on Unsplash

もう1年さかのぼる。M5のモデルが出たのは2025年10月22日。いちばん安い構成は24万8,800円だった。こちらはストレージが512GBと半分だが、24万円台で買えるMacBook Proは、もう売っていない。

アメリカでの値段は1,999ドルのままだ。33万9,800円は税込みなので、消費税が10%として抜くと約30万8,900円。1,999で割ると、1ドルあたり約155円の計算になる。

変わったのはチップと無線、変わらないのは画面と重さ

M6は、CPUもGPUも10コアから12コアに増えた。Neural EngineはM5の最大1.9倍の速さ。無線はWi-Fi 6EからWi-Fi 7へ、Bluetoothは5.3から6へ上がった。

ノートパソコンのキーボード
写真はイメージ Photo by Aedrian Salazar on Unsplash

では、見た目と使い勝手はどうか。14.2インチで3,024×1,964の画面。最大24時間のバッテリー。HDMIやSDXCカードスロットを含むポート。1.55kgという重さ。ここは前のモデルと、そのまま同じだ。Macの情報サイト「gori.me」は、見た目と値段は同じで中身だけ進化したモデルだと書いている。M5を使っている人は急がなくていい、ただしIntelやM1の世代からなら乗り換える理由になる、という見方だ。

下取りに出せば、いくら安くなるのか。アップルのApple Trade Inで、MacBook Proの下取り上限は10月27日に15万5,000円から16万8,000円へ上がった。ただし、上限いっぱいに評価されても、残り17万1,800円は自分で出す。

学生はどうか。学生・教職員向け価格は32万2,800円。通常より1万7,000円安い。率にすると5%だ。

ネットの評判

掲示板の書き込みをまとめたサイト「理想ちゃんねる」には、「高くなったねえ」「円安ホクホクが辛い。1ドル80円なら半額なのに」という声が並んだ。「発表前にがっつり値上げしたわけだがwww」と、6月の値上げを持ち出す書き込みもある。

Macの情報サイト「となりずむ」は、割れた声を両方紹介している。「チップだけのアップグレード。開始価格が据え置きなのはうれしい」という歓迎の声と、「前は2,000ドルモデルなら少なくともProチップが入っていた」という不満の声だ。

33万9,800円を12回に分けて払うと、月2万8,300円。同じ中身が、4か月前までは6万円安かった。

次の視点

人口は減ったのに、
市税は13年ぶりの高さ

――室蘭市の2025年度決算

ジャンルを変えて「政治経済」から。いま読まれています 仏タレスが日本で迫撃砲生産へ 工場の町・室蘭の市税は13年ぶり140億円超

賞をくれなかったから、
もう来なくていい

――トランプ米大統領が、ノルウェーに

ジャンルを変えて「世界のニュース」から。いま読まれています トランプ氏に「外便所の国」と言われたノルウェー、なぜ怒らないのか

43万円の新型冷蔵庫、錆びて見える

Xで話題のアクア「AQR-DUX51B」

ジャンルを変えて「おもしろ」から。いま読まれています アクアの新型冷蔵庫が錆びて見えるのは、わざとだった
出典

いま読まれている記事

  1. 1『VIVANT』廃工場に日本語の看板?! 週刊女性PRIMEが報道、ジェット機2機は本当に飛んだ
  2. 2=LOVEのチューハイ、売り場はアサヒのテスト販売サイト 前例は5時間で完売
  3. 3Number_i札幌ドームの空席報道 一律1万1000円のSnow Manと比べていい?!
  4. 4「ランチは現金のみ」は規約違反? 手数料と利益率を計算してみた
  5. 5銚子のサバ加工、約2割が倒産や廃業 国産に替える道はあるのか
← トップへ戻る