20円の値上げで、会社が謝った
サイゼリヤの価格改定。300円のミラノ風ドリアが320円に
サイゼリヤ、20円の値上げで謝罪 最後の300円ドリアを食べた人は怒っていた
サイゼリヤが2026年10月29日、メニュー全般で平均6%の値上げをする。税込300円だった「ミラノ風ドリア」は320円になる。上がる額は、20円。たった20円で、、、会社のほうが頭を下げた。
10月14日に出た発表文には、こう書かれていた。「当社の努力不足により、食材の不足や原価上昇を吸収できない事態が発生」。価格改定は2020年7月以来、約6年ぶりだ。400円のメニューは420〜430円になり、レジャー施設の近くや都市部の24店舗だけは平均10%上がる。一方で、グラス100円のフレッシュワイン、平日のランチ、モーニング限定のメニューは値段を変えない。
客の反応は、怒りではなかった。「ここまでよく頑張って据え置いてくれたよ。ありがとう」といった声が並んだと、週刊女性PRIMEが伝えている。謝った会社に、客が「謝るな」と返す。もうこの時点で、普通の値上げではない。
では、最後に何を食べるか。ここで、人は二つに分かれる。
計算する人と、惜しむ人
フードジャーナリストの山路力也さんは、ハンバーグステーキ(400円→430円)と若鶏のディアボラ風(500円→530円)を挙げた。どちらも30円上がり、値上げ幅がいちばん大きい。損得で言えば、これが正解だ。
もう一方に、計算をしない人がいる。ロケットニュース24のあひるねこさんは、値上げ前日の10月28日に最後の300円の「ミラノ風ドリア」を食べた。20円しか上がらないメニューである。惜しむための1皿だったはずだ。
ところが、書かれていたのはこうだった。「さすがに安すぎるだろと。」
あひるねこさんはドリアの表面に焼き目があることを確かめ、牛丼の値段を調べる。吉野家の「牛丼(並)」が税込498円、松屋の「牛めし(並)」が税込480円(2026年10月28日時点)。そのうえで、ドリアに向かってこう書いた。「『ミラノ風ドリア』よ、逆に問いたい。なぜお前はまだ律儀に300円のままなんだ?」
値上げの知らせを読んだときの気持ちも、残っている。「言い出すのが遅いんだよ!」
別れを告げに行って、説教をして帰ってくる。20円で謝る会社と、20円で怒る客。この店だけ、値上げの作法がどこか違う。
そして10月29日、ドリアが20円上がるその日に、ビールは400円から390円へ10円下がる。320円のドリアと390円のビールで、しめて710円である。
人口は減ったのに、
市税は13年ぶりの高さ
――室蘭市の2025年度決算
賞をくれなかったから、
もう来なくていい
――トランプ米大統領が、ノルウェーに
VIVANTの廃工場に、日本語の安全看板
TBS系『VIVANT』第21話/週刊女性PRIMEの報道