高くても自分のを買う?借りる?
- パソコン用のメモリが、半月で13.7%値上がりしました。OpenAIのサム・アルトマンは、2026年10月29日に公開されたポッドキャストで、個人のパソコンにDRAMをたくさん積むのは「かなりひどい」と話しました。クラウドで使い切るほうがいいという話でしたが、自作PC勢からは反発が集まりました。
- 「「手元に置いておきたい!」という欲求。間違ってます?」
- 「たまにしか使わない物に、場所代は払わない」
どっちの味方?最初の印象で選んでください。
あなたが味方した 手元に置きたい派 の言い分
朝、電源を入れて、自分の机の上で自分のパソコンが動き出す。私は、これだけで気分がいいんです。保存した写真も、途中でやめた作業も、全部この箱の中に入っています。誰かのサーバーに預かってもらっている、という状態が、私はどうしても落ち着きません。
学生のころ、アルバイトで貯めたお金を持って、部品を一つずつ買い集めました。親には「借りればいいのに」と言われましたが、自分で選んだ部品が自分の机で動いた日のことを、私は今でも覚えています。写真の保管に使っていたサービスが、ある晩いきなり値上げと仕様の変更を知らせてきて、私は慌てて引っ越し先を探しました。借り物の中身は、貸す側の都合で変わります。手元の箱は、私がやめると決めるまで、そのままです。
値段が上がっているのは、私も知っています。それでも買う私に向かって、無駄だと言われるのが腹立たしいんです。無駄かどうかは、払った本人が決めることでしょう。効率の話をする人は、だいたい貸す側の椅子に座っている。私は、そこが気に入らないんです。
あなたが味方した 借りて済ませる派 の言い分
うちの部屋には、使っていない物がほとんどありません。年に一度しか出番のない物は、私はその都度借りてきます。パソコンも同じです。重い作業をする日だけ、借りた計算機に任せて、終わったら返す。机の上には、画面と薄い本体だけが残ります。私は、これで足りています。
実家が、物を捨てられない家でした。押し入れには、動かない家電と、箱から出していない道具が積み上がっていて、母はそれを「いつか使う」と言い続けていました。結局、使わないまま年月が過ぎました。私はあの押し入れを片付けた日に、自分で決めたんです。使う時間より眠っている時間が長い物は、家に置かない。
高い買い物を自慢している人を見ると、私は正直、惜しいなと思います。その金額を払って、ほとんどの時間、何もしていない部品を抱えているわけですよね。自分の物だと言える気持ちよさは、私にも分かります。ただ、その気持ちよさに払った額を、あとから無駄じゃなかったと言い直している人が、けっこういる気がするんです。
買うことも借りることも選べない立場 どちらも選べない人
私は、値上がりした部品を買うのも、毎月の使用料を払い続けるのも、今はどちらも無理です。手元にある古いパソコンを、だまし騙し使っています。買うか借りるかで言い合えるのは、お金を出せる人の話だな、と思って見ています。
理由を聞いた今、もう一度選ぶ
言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。
元ネタを読む →個人PCにメモリを積むのは「かなりひどい」? アルトマン発言に自作PC勢が反発