え、ただ相談するだけで
枠が減るの?

――毎日使っている人が

11/4 10:47 / 発信国:アメリカ / 記者:宮村

ChatGPTの枠、12月からCodexと合体 コード書かない人の「相談」はどうなる

OpenAIが、ChatGPTの利用上限の決まりを変える。12月から、Plus・Pro・Businessの三つのプランで、普段のチャットとCodexが、同じ一つの枠を分け合う。上限を説明したヘルプページが10月31日に書き換えられ、そこに出ていた話だ。

OpenAIは理由として、ChatGPT Workが自動で作業する力を、ChatGPT本体に持ってくるためだと書いている。枠の数え方も変わる。これまでの「何回まで」ではなく、トークンで測る。高性能なモデルや、込み入った作業ほど、たくさん食う。残りの量とリセットの時刻は、設定の「使用量」で見られる。

枠を使わないのは「Instant」だけ

で、毎日チャットで相談しているだけの自分には関係あるのか。ここが、今回の分かれ目になる。

夜のノートパソコンに表示されたプログラムのコード
写真はイメージ Photo by Jiří Navrátil on Unsplash

ヘルプには、Instantのチャットは枠を使わない、とはっきり書いてある。Instantは、考え込まずにすぐ返事をよこす、普段の受け答え用のモデルだ。おしゃべりや軽い調べものなら、12月以降も枠を気にしなくていい。

ただ、ChatGPTには「Thinking」というもう一つの選び方がある。入力欄の道具のメニューから選ぶと、時間をかけて考えてから答えるようになる。無料の利用者の場合、普段はGPT-5.2 Instantが答えを返し、深く考えてほしいときだけ自分でThinkingを選ぶ形だ。

このThinkingが、共通の枠を食う側に入る。Plusでも、これまで推論には別の上限があった。12月からは、その上限が回数ではなく量で測られる。引っ越しの見積もりを比べてもらう、契約書の分かりにくいところを読み解いてもらう、長い資料を貼って意見を聞く。腰を据えた相談ほど、残りは速く減ることになる。コードを一行も書かない人にも、ここで効いてくる。

上限に達しても、チャットには追加のお金が使えない

上限に達したときにできることは三つだと、OpenAIは案内している。リセットを待つ。プランを変える。クレジットを買って続ける。

電気のメーターの文字盤
写真はイメージ Photo by Jon Moore on Unsplash

ただ、そのクレジットが今のところ使えるのは、CodexとChatGPT Work、それにWordやExcel向けのChatGPTだけだ。普通のチャットには使えない。

だから、コードを書かない人が上限に当たったときに残るのは、リセットを待つか、プランを上げるかの二つになる。Plusは月20ドル(約3,200円)。その上のProは月100ドル(約1万5,800円)からだ。

枠がどれだけの大きさになるのかも、12月の何日から始まるのかも、無料プランとGoがどうなるのかも、OpenAIはまだ出していない。

報道の多くは、これをCodexを回す開発者の話として伝えている。確かに、枠が一つになれば、使い道を自分で振り分けられる人には都合がいい。ただ、コードを書かない人から見ると、払う額は同じで使える量だけが先に決まる話になる。これは筆者の見方だ。

ネットの評判

Redditでは、r/codexとr/OpenAIの書き込みが、数時間で500票と370票を超えたとStartup Fortuneが伝えている。上のほうのコメントで何度も出たのは、数え方は実際どうなるのかという疑問だった。Plusを解約すると書く人もいて、少数の人だけの反応ではない、とその記事は書いている。

OpenAIのコミュニティ掲示板には、枠は分けたままにしてほしいという書き込みが100件を超えたスレッドもある。

似たことは、夏にもあった。ChatGPT Workが出たとき、1日のうちに2回も上限がリセットされる混乱が起きた。OpenAIは、すべてをうまくやれたわけではないと認めている。8月には、影響を受けた人に最大50%の枠を足した。

その夏は、足して収めた。12月の枠がどれだけの大きさになるのかは、まだ何も出ていない。

次の視点

うちのソース付けて食うわ
日本人は何も言えんやろ

――フランスから投稿した人が、日本人に

ジャンルを変えて「グルメ」から。いま読まれています 「寿司にアルジェリアソース」で煽られた日本側、自作の材料費を計算してみた

残ったのは、高い席ではなかった

Number_i札幌ドームの空席報道

ジャンルを変えて「アイドル・推し活」から。いま読まれています Number_i札幌ドームの空席報道 一律1万1000円のSnow Manと比べていい?!

何もない田舎の風景
それでも300人が見ている

――岩手・遠野、田んぼの神社の24時間配信

ジャンルを変えて「ネット文化」から。いま読まれています 岩手・遠野の田んぼの神社を24時間映す配信に人が集まる理由は、音だった
出典

いま読まれている記事

  1. 1個人PCにメモリを積むのは「かなりひどい」? アルトマン発言に自作PC勢が反発
  2. 2『VIVANT』は反中プロパガンダ?! 批評家の答えは「バカドラマ」
  3. 3東日本唯一のコールドストーンが3か月で閉店 店員「昨日聞きました」
  4. 43秒で声を複製できる無料のVoiceStudio 同意の確認は使う人任せ
  5. 5高市首相のG7欠席、他の国は怒っているのか 公に言ったのはフランスだけ
← トップへ戻る