夜に太陽光を売る会社が実演、正体は投光器
米カリフォルニア州の砂漠、10月10日の夜
衛星5万機で夜に太陽光を売る実演、正体は地上の投光器だった
2026年10月10日の夜、アメリカ・カリフォルニア州の砂漠が、いきなり明るくなった。やったのは、リフレクト・オービタルという会社。夜の地上に太陽光を届けて売るサンライト・アズ・ア・サービスのお披露目だ。ついに宇宙から光が降ってきたのか。、、、違った。
光のもとは、発電機につないだ大型の投光器だった。ローンパインの町のそば、ホースシュー・メドウズ・ロードに並べ、午後7時から深夜まで照らした。本番でやりたいのは、高度625キロに18メートル四方の鏡を広げた衛星を上げることだ。最後は5万機にしたいという。その予習を、地上の明かりでやったわけだ。
で、どのくらい明るかったのか。立ち会った山岳救助隊の運用責任者フィリップ・キャッシュさんによれば「満月より少し明るい」。それでも3マイル(約5キロ)先まで見えたという。
呼ばれた救助隊の返事が、渋い
会社が声をかけたのは、リッジクレストのボランティア団体、チャイナレイク山岳救助隊だ。隊員は真っ暗な中と照らされた中で、格子状の捜索や担架の搬送をやってみた。これが、会社がいちばん見せたい使い道のはずだった。ところが、キャッシュさんの評価は渋い。大勢の被害が出る災害なら役に立つかもしれないが、普段の夜間救助が変わるわけではない。自分たちは、もう夜の作業に慣れている、という話だった。
近くに住む人は、もっと困った。マウント・ホイットニーの方から来る強烈な光の正体が、しばらく分からなかったのだ。
天文学者は、ニュースで知った
この夜、いちばん置いていかれたのが天文学者だった。会社は、地元の天文学者に何も知らせていない。プリンストン大学のガスパー・バコシュさんたちが知ったのは、報道が出てからだ。バコシュさんは、この計画は地上からの天文観測の終わりだ、とまで言う。研究では、光の帯は狙った場所から18マイル(約29キロ)外まで漏れる。
会社は、天文台や国立公園、野生動物の保護区は避けると説明している。ただ、今回照らした一帯は、ちょうどダークスカイ認定を取ろうと動いている場所だった。認定を進めてきた側からは、よりによってそこか、という声が出ている。
アメリカ天文学会はFCCに、この衛星を認めるなと申し立てている。それでもFCCは7月9日、試験衛星「アーレンディル1号」を認可した。
一方で、この会社には2025年末までに26万件を超える照明の問い合わせが来ている。夜を明るくしてほしい人も、確かにいるのだ。
5万機の鏡で夜を明るくする計画の第一歩は、砂漠に並べた投光器と、「満月より少し明るい」という感想だった。ただ、何もない暗闇がふいに3マイル先まで見えたことは、確かに起きている。
うちのソース付けて食うわ
日本人は何も言えんやろ
――フランスから投稿した人が、日本人に
残ったのは、高い席ではなかった
Number_i札幌ドームの空席報道
何もない田舎の風景
それでも300人が見ている
――岩手・遠野、田んぼの神社の24時間配信
- Unannounced Test by Controversial “Sunlight-as-a-Service” Space Startup Shocks Astronomers(Futurism)
- A NEVER-ENDING MIDNIGHT SUN(The Sheet)
- Mt. Whitney Lights Explained: Reflect Orbital's Lone Pine Test(Hoodline)
- Startup Lit Up the Mojave With Spotlights to Preview a Space Mirror(Yahoo Tech)
- Startup’s “Idiotic” Plan to Illuminate Earth Would “End the Night Sky as We Know It”(Mother Jones)
- Astronomers Protest Reflect Orbital's Nighttime Sunlight Satellite Test(SSBCrack News)
- Scientists Are Pushing Back Against 'Blinding' Space Tech Recently Tested In California(BGR)
- Reflect Orbital(Wikipedia 英語版)
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