下がったら、
買い増しだろ
――急落の夜、ある投資家の書き込み
写真はイメージ Photo by Anne Nygård on Unsplash
ナスダックが2.6%安 決算が良かったメタが7%下げた理由
22日のアメリカの株式市場で、ナスダック総合株価指数が694ポイント下げて26,008.86で終わった。下落率は2.60%で、6月以来の大きさだ。S&P500も1.2%安。ただダウ工業株30種は11.89ドル高。下がったのはAI関連だけ、という日になった。
先頭で売られたのは半導体だ。フィラデルフィア半導体株指数は6.7%安で、6月23日以来の下げ幅。インテル、AMD、マーベル・テクノロジーがそれぞれ8%超、エヌビディアが4.40%、AI向けの計算環境を貸すコアウィーブが10.06%下げた。
決算は良かった。なのに7%安
なぜ売られたのか。メタ・プラットフォームズの7〜9月期の売上高は646億ドルで、市場の予想を上回っていた。それでも株価は7.0%下がった。
引っかかったのは、お金の出入りだ。メタはこの3か月で349億ドル(約5兆5,000億円)を設備投資に回し、フリーキャッシュフローが21億ドル(約3,300億円)のマイナスになった。前の年の同じ時期は106億ドルのプラスだった。2026年通年の設備投資の見通しも、1,350億〜1,450億ドル(約21兆〜23兆円)に引き上げている。
テスラも3.1%安。逆に、AIから遠いP&Gは5.6%高だった。マーフィー・アンド・シルベストのポール・ノルテ氏は「投資家はAIの成長シナリオにいくつかの穴があると気付き始めている」と話した。
ネットの評判
投資家が集まる掲示板では、22日の深夜から「ナスダック安値更新でもう終わり」「結局今回の下げって特別なにも原因ないよね…シンプルにaiバブル崩壊」という声が並んだ。CNNの恐怖と強欲指数は、前日の31から20の「極度の恐怖」に落ちている。
ただ、同じ場所に逆の声もある。「───底打ち完了。」「NVDA更に買増しや」「5万割れキオクシアは買いやね」。売る話ではなく、買う話をしている人たちだ。数は、ずっと少ない。
分かっていないこと
この下げが一時的な調整なのか、終わりの始まりなのかは、まだ分からない。野村證券の池田雄之輔氏は、急落の背景に中間選挙前の持ち高調整やAI規制への警戒など5つを挙げた。2027年3月末の日経平均株価7万1,000円という見通しは変えていない。次の分かれ目は、11月のアメリカ中間選挙になりそうだ。
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- S&P 500, Nasdaq end sharply lower as revived AI doubts ignite tech selloff(ロイター/Yahoo Finance)
- NY株式:NYダウは11.89ドル高、AI過剰投資への懸念が再燃(フィスコ/Investing.com)
- 米ナスダック急落2.6%安 メタは一時8%安、AI巨額投資に警戒再燃(日本経済新聞)
- Meta Q3 2026 Earnings: Revenue Exceeds Expectations, Free Cash Flow Turns Negative Amid AI Investments(KuCoin News)
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- 10月22日のNY為替概況(財経新聞、ドル円156円79銭)