片付けない側に、研究のお墨付きが出た
ニュージーランドの22世帯を撮った調査
写真はイメージ Photo by BEN ELLIOTT on Unsplash
「散らかっている方がいい」研究、同じ著者は「汚染に変わる条件」も書いていた
ニュージーランドのオークランド工科大学の研究者が、22世帯を1軒ずつ訪ねた。散らかった場所と片付いた場所を写真に撮り、どう使っているかを聞いた。出た結論は、家の散らかりは家族がうまく回るのを助けている、というものだった。片付けない側には、ついに、お墨付きである。
まず、置きっぱなしには仕事があるという話だ。ある夫婦の食卓は、夜に片付けるまでカバンや水筒の「ドロップゾーン」になる。別の人は、台所の台に物を置いておくと、出かけるときに忘れないと話した。
家族の関係が出ている散らかりもあった。ある父親の娘は、服を脱ぎっぱなしにしていたのが、椅子の背もたれにかけるようになった。父親は、それを自分の「勝ち」と見なしていると話した。
研究は、散らかりへの対処を3つに分けた。片付ける、我慢する、見えないところに隠す。パートナーのゴルフボールを棚の下に押し込んだ女性がいた。別の女性は、パートナーの散らかりを我慢する理由を「彼もここに住んでいる」と説明した。他人の暮らし方に配慮するとき、すべてを適切な場所に置くことが、必ずしも最も思いやりのある行動とは限らない。アバラシさんはそう書いている。
散らかりが「汚染」に変わるとき
では、同居人が潔癖なタイプなら、この論文を食卓に置いて黙らせればいいのか。同じアバラシさんは、マーケティングの学術誌に2026年、散らかりが「汚染」に変わる仕組みを扱った論文も出している。要旨によると、散らかりが象徴的な汚染に変わるかどうかを決めるのは、物の位置そのものではない。自分の手に負えると感じるか、その場所がいまどういう用途か、家族のあいだでどんなやりとりがあるか。この3つだという。家の生活のリズムや「いつまでに片付くはず」という見通しを破ったとき、散らかりは汚染になる。
つまり、夜に片付く前提のドロップゾーンが3日そのままなら、お墨付きの外である。整理整頓を大事にする側の言い分も、同じ研究者の手で論文になっている。
お墨付きの範囲も、思うより狭い。調べたのはニュージーランドの22世帯。参加者はLinkedInで募られ、教育水準が高く、中流から上流中流が主体だった。研究者自身が、社会経済的な多様性が足りない可能性を認めている。散らかりをストレスや家庭内の対立と結びつけた研究も、これまでにある。
アバラシさんの結論は、よく整った家の尺度は見た目ではなく、住む人にとってどれだけ機能しているかだ。その研究が見つけた3つ目の対処は、片付けることではなく、パートナーのゴルフボールを棚の下に押し込むことだった。
うちのソース付けて食うわ
日本人は何も言えんやろ
――フランスから投稿した人が、日本人に
賞をくれなかったから、
もう来なくていい
――トランプ米大統領が、ノルウェーに
人口は減ったのに、
市税は13年ぶりの高さ
――室蘭市の2025年度決算
