まだ1羽も
出てないよね?

――それでも、全国の監視は上がった

写真はイメージ Photo by Amit Rai on Unsplash

10/23 15:04 / 発信国:日本 / 記者:工藤

韓国の野鳥のふんでH5型 日本は「国内ゼロ」のまま監視を上げた

環境省が10月21日、全国の野鳥の監視を一段上げた。対応レベルを「1(情報収集・監視)」から「2(監視強化)」へ。きっかけは日本ではなく、韓国だ。

韓国・順天湾で10月12日に採った野鳥のふんから、高病原性鳥インフルエンザのH5亜型が見つかった。確定は10月20日。日本国内の野鳥では、2026年5月22日以降、1例も確認されていない。ゼロのままだ。

「近隣国だから」が、そのまま理由

出ていないのに、なぜ上げるのか。環境省は発表にこう書いた。「韓国は我が国の近隣国であり、渡り鳥の飛来時期に当たることから」。

水面を泳ぐマガモ
写真はイメージ Photo by Jen Dries on Unsplash

レベル2には、もともと2つの入り口がある。国内で1か所出たときと、近くの国で出たとき。環境省のサイトも、いまの状態を「対応レベル2(近隣国発生)」と記している。国内ゼロで上がるのは、例外ではなく設計どおりなのだ。

変わるのは、死んだ野鳥を見つけたときの検査の基準だ。検査優先種の2は、3羽以上から2羽以上に下がった。検査優先種2には、マガモやオナガガモが入る。検査優先種1のオオハクチョウやナベヅルなどは、これまでどおり1羽から。鹿児島の出水平野には、世界のナベヅルの約8割が冬を越しに来る。渡り鳥の季節が重なるというのは、そういう話だ。

効いてくるのは、11月から

ここは、あまり語られていない。9月1日から10月31日は毎年の「早期警戒期間」で、渡り鳥が来はじめる時期として調査がもともと強められている。今回の1段は、その上に重なった形だ。早期警戒期間が終わる11月1日から先、監視を落とさないための1段、とも読める。

養鶏場の鶏舎
写真はイメージ Photo by Greg Rosenke on Unsplash

韓国の動きは、もっと急だ。韓国政府は10月20日付けで、全国の危機警報を「注意」から最も高い「深刻」へ上げた。検出地点から半径10km以内の家きん農場に移動制限をかけ、順天湾の水辺から3km以内を特別管理地域として、人と車の出入りを止めている。3段階の2に上げた日本と、最上位に上げた韓国。

分かっていないこともある。H5の細かい型がH5N1なのかどうかは、環境省の発表にも、読めた韓国の報道にも出ていない。次の分かれ目は、国内で1例目が出るかどうか。出れば、レベルは3に上がる。

次の視点

43万円の新型冷蔵庫、錆びて見える

Xで話題のアクア「AQR-DUX51B」

ジャンルを変えて「おもしろ」から。いま読まれています アクアの新型冷蔵庫が錆びて見えるのは、わざとだった

40年仕入れてるけど、
こんな値は初めて

――エドノフーズの江戸野誠一郎社長

ジャンルを変えて「政治経済」から。いま読まれています 銚子のサバ加工、約2割が倒産や廃業 国産に替える道はあるのか

うちのサイトも
止まるんですか

――止め方は、会社によって分かれた

ジャンルを変えて「セキュリティ」から。いま読まれています PHP緊急修正でサービス続々停止 さくらが「数秒程度」で済むのはなぜ
出典

いま読まれている記事

  1. 1ゴンチャ「秋焙煎ほうじ茶」黒糖ミルクティーのカロリーは?
  2. 2BASEが15時間超の全停止 注文も止まったが、補償の話はまだ出ていない
  3. 3台風30号、石垣の避難所は物資に限り 市が観光客に「食料は持参」
  4. 4目黒蓮の『晴れ風』新CM、台本なしの再会は本物?!
  5. 5「PayPayで十分」は本当? JR東「teppay」の還元率を比べてみた
← トップへ戻る