最新プリクラで親を盛った結論は『等身大が一番』
デイリーポータルZ「高齢家族が最新人気プリクラを撮ってみた」
87種類のレタッチで親を盛った息子の結論『盛らずに生きていきましょう』
デイリーポータルZが10月31日に出した記事の見出しが「高齢家族が最新人気プリクラを撮ってみた」。イラストライターのヨシダプロが、自分の母と父を令和の最新プリクラに連れて行った話である。本人は導入で「その衝撃のプリクラ最新事情を、紹介したいと思うよ!」と書いている。で、記事の締めの一文がこうだ。「以上、いかがでしたでしょうか今週の『等身大が一番』。みなさんも盛らずに生きていきましょう。」
あれ、、、だめだったのか。
まず、令和のプリクラがどこまで来ているか。プリ機を作っているフリューは2026年6月、新しい機種「FLASH」を順次置き始めた。キャッチコピーは「盛りすぎてもいいじゃん、だってプリだもん。」。メイクレタッチは同社史上最多の87種類で、目の大きさや涙袋に加えて「二重あご」「M字リップ」まで直せる。機械の外側や画面に出てくるモデルは、生成AIで作ったAIタレントの「NANA」と「REI」だ。
この進化の正面に、母と父が座った。
ヨシダプロの記事は、ウェブで読める部分が短い。はげます会の会員向けの部分があるからだ。ただ、ページの下にこう書かれている。「犬も絶句する異様な撮影をした母と父が実際に描いたプリクラ体験記を、下の『はげます会』会員特典部分で公開中。」
犬も絶句。何をやったんだ。
盛られた側は、自分でマンガを描いた
おかしいのはここだ。息子の結論は「盛らずに生きていきましょう」。編集部が同じ日に出した「みどころ」の欄にも「プリクラ撮影中・編集中・プリント後、全てが面白い」とある。つまり周りは「やりすぎて面白かった」で一致している。
ところが、撮られた母と父は、そのあと自分でプリクラ体験記を描いた。嫌だった人は、普通、後からマンガを描かない。ただ、その体験記は会員向けの部分にあり、本誌では中身を読めなかった。二人が楽しかったのか戸惑ったのかは、確かめられていない。描いた、という事実だけがある。
「盛らずに生きていきましょう」と締めた一文のすぐ下に、盛られた母と父が自分で描いた体験記が置かれている。
うちのソース付けて食うわ
日本人は何も言えんやろ
――フランスから投稿した人が、日本人に
残ったのは、高い席ではなかった
Number_i札幌ドームの空席報道
何もない田舎の風景
それでも300人が見ている
――岩手・遠野、田んぼの神社の24時間配信
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