このモール、
買いたい会社がなかった
――投資家に声をかけた結果
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千葉・印西市が駅前データセンターを規制 でもモールに買い手はつかなかった
千葉県印西市が、駅前にデータセンターを建てさせない方向へ動いた。北総線の駅前4エリアで地区計画を変え、建設を制限する。1カ所目の印西牧の原東地区は8月4日に告示された。日本経済新聞が10月27日に報じた。
市内にはすでに約30棟が建ち、「DC銀座」と呼ばれている。誘致に走る自治体が全国に並ぶなか、印西市は逆を向いた。
税収は、たしかに増えた
印西市の固定資産税収入は、2020年度の101億6300万円から2024年度の154億9500万円に増えた。市税収入の51.0%を占める(ITmedia)。
それでも駅前は別だという声が強い。藤代健吾市長は、景観や騒音、排気熱への心配に加え、駅前の一等地は市民が使える施設であるべきだという意見が届いていると話していた。東京新聞によると、市議会は駅の近くを外して建てるべきだと決議し、8400筆を超える署名が集まった。千葉ニュータウン中央駅のそばでは、マンションの住民10人が建築確認の取り消しを求めて訴えている。争点は、データセンターが地区計画で禁じられた「工場」や「倉庫」にあたるかどうかだ。
買いたい会社は、もういなかった
そこへ新しい話が出た。印西牧の原駅前の大型商業施設「BIGHOPガーデンモール印西」で、2030年代半ばをめどにデータセンターを2棟建てる構想だ。約13万平方メートルの敷地のうち、店の部分は約1万3000平方メートルまで縮める。
2007年開業の施設は古くなり、テナントの売り上げも賃料も伸びていない。運営会社は投資家に声をかけたが、商業施設として投資したい企業はなかった。朝日新聞が10月16日に報じた。建て替えの金を出す相手が、いまのところデータセンターしかない、という話でもある。
週刊現代の記事には、「東日本大震災の際には、この地域だけ計画停電や断水を免れた。メリットのほうが大きい気がします」(40代女性)、「DCが建設されたことで、街が整備され、散歩がしやすくなった」(70代男性)という住民の声も載っている。
ネットの評判
市がウェブで集めた市民の意見172件のうち、90.5%は駅周辺などへのデータセンター整備に否定的だった(日刊建設工業新聞)。認める声は1割弱にとどまる。住民団体は、駅前やネットで署名を集めている。
まだ決まっていないこともある。BIGHOPのある地区は、地区計画の変更がこれからだ。市と地権者の話し合いはまとまっていない。市が駅前で止めれば、モールの建て替えに金を出す相手は、いまのところいない。
人口は減ったのに、
市税は13年ぶりの高さ
――室蘭市の2025年度決算
うちのソース付けて食うわ
日本人は何も言えんやろ
――フランスから投稿した人が、日本人に
賞をくれなかったから、
もう来なくていい
――トランプ米大統領が、ノルウェーに
- 千葉・印西、駅前データセンターを地区計画で規制 新設構想で混迷も(日本経済新聞、2026年10月27日。見出しとリードのみ読めた)
- 千葉・印西で新たなデータセンター構想 駅前の商業施設敷地内に(朝日新聞、2026年10月16日配信)
- 印西ビッグホップにデータセンター建設へ 駅隣接大型商業施設 老朽化、厳しい経営環境で(千葉日報)
- データセンター駅前新設、撤回へ署名 印西の住民団体、騒音など懸念(千葉日報)
- 千葉・印西の駅前データセンター、建築確認取り消し求め住民提訴(日本経済新聞)
- 地区計画改定を検討/DC整備で新たなルール/印西市(日刊建設工業新聞、2025年6月20日)
- “巨額の税収源”か“不気味な箱”か――データセンター建設に揺れる街の本音(ITmedia ビジネスオンライン/Merkmal、2025年7月6日)
- 千葉県印西市「AIデータセンター」急増で「気温上昇」「騒音」リスクが発生…地域住民も賛否両論のワケ(週刊現代)
- 駅前データセンター新設に市議会も「NO」 千葉・印西市民も市長も反対してるのに、なぜ止められない?(東京新聞)
- 令和7年第2回定例記者会見(印西市、2025年4月24日)
- 【市民意見を募集】駅周辺等のまちづくりに関する市独自の新たなルールづくりについて(印西市)
- 印西市のデータセンター、市は何ができる? 地区計画の変更で対応中(art-pi.com)
- 【オンライン説明会】駅周辺等のまちづくりに関する市独自の新たなルールづくりについて(印西市、2025年6月18日)