胸ポケットから、ホースが出てくる上着
ワークマン2990円。息を吹き込むと枕になる
ワークマンのネックピロージャケット、気になる点3つは全部「膨らませたあと」
ワークマンの「ネックピロートラベルジャケット」が、2990円(税込)で売られている。この秋の新作だ。見た目は薄手の普通の上着である。ところが胸ポケットのファスナーを開けると、中からホースが出てくる。上着から、ホース。。。
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先端のボタンを押しながら息を吹き込むと、首元がぷくっと膨らんで枕になる。空気を抜くときは「ホースのボタンを押しながら首元をギューッと押していくだけ」(ロケットニュース24、11月5日)。色はブラック、グレー、グレージュの3色、サイズはM・L・LLだ。小さくたためるパッカブル仕様で、本体は右ポケットに押し込める。
ロケットニュース24の記者は、車の座席で試して「首元がふんわりと支えられ、なかなか快適である」と書いた。総括は「考えた人、やっぱり天才なのでは!?」である。9月下旬に出た別の検証記事(MonoMax)でも「なんなら安い小ぶりなネックピローよりもしっかり膨らみます」と書かれている。空気は数十秒で入り、抜くのは30秒かからないそうだ。
気になる点3つは、全部「膨らませたあと」
ただ、ロケットニュース24は最後に気になる点を3つ挙げている。ここが面白い。
1つめは洗い方。ホースやピローの部分だけを外せる作りではないので、「汚れたり、においが付いたりした場合、どうやって洗えばいいのだろう?」となる。ホースに水が入らないよう手洗い、ということになりそうだ。
2つめは、膨らませたまま脱いだとき。「移動先のお店で上着を脱いでハンガーに掛けると、首元のボリュームがなかなか目立つ」。ただ空気はすぐ抜けるので、大きな問題ではないという。
3つめはホースの中身。息で膨らます以上、湿気が入る。「そのまま残ってしまうのではないかという心配がある」。口元のパーツは外せるが、ホースの内側は分からない。
並べてみて気づく。3つとも「膨らませたあと」の話だ。膨らませる仕組みはもう完成している。洗う、干す、たたむという、そのあとの生活が追いついていないだけなのだ。
もっとも、ネックピローを持ち歩かない人には、この3つはあまり関係がない。年に一度の帰省でしか長距離を移動しないなら、上着が枕になる必要はない。ロケットニュース24は、ネックピローを「持っていく」「持っていかない」の「第3の選択肢が生まれるのだ」と書いた。選択肢が増えてうれしい人と、そもそも選んでいない人で、同じ2990円の評価はきれいに割れる。
その記者は11月5日、店頭には3色とも在庫が豊富だったと書いている。一方、公式オンラインストアでこの商品(品番44218)のページを開くと、11月6日の時点では「ご指定の商品は販売終了か、ただ今お取扱いできない商品です。」と表示される。探すなら、まず店である。それでも、上着の胸ポケットからホースが出てくる日が来たのは、間違いなく楽しい。
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もう勘弁してほしい
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