『お薬でハイになったアジア人』と思われた

神田愛花が番組で話した、アメリカでの40分

11/3 19:40 / 発信国:アメリカ / 記者:宮村

神田愛花「お薬でハイになったアジア人って思われて」 これは笑い話なのか?!

2026年10月29日に放送されたフジテレビ系『くりぃむトーク!超体験!?グランプリ』で、フリーアナウンサーの神田愛花(46)が、アメリカで警官に囲まれた話をした。夫はバナナマンの日村勇紀(54)。車の外に出され、炎天下で40分ほど立たされ、車内を調べられたという。オリコンが10月30日10時50分に伝えた。

神田は、こう振り返っている。「たぶん…お薬でハイになったアジア人って思われて捕まったんだなと思う」

しりとりで大笑いしていたら、サイレンが鳴った

二人は2025年と2026年の夏休みを使って、ルート66を車で横断していた。止められたのは、2025年の旅の4日目。日刊スポーツによると、神田は番組で「オクラホマ州のちょっと手前の、日本人が絶対にいないような田舎町で、車を運転していたら後ろからサイレンが鳴って、警察官が後ろから『止まれ』と言ってきた」と話した。拳銃に手をかけた警官に促されて車を降り、調べられている間は「これは覚醒剤を探してるぞ」と思ったという。

では、なぜ止められたのか。ここが、はっきりしない。神田は自分の連載(FRIDAYデジタル、2025年10月9日と17日)に、違反はしていないのに止められた、と書いている。警官は銃に手を置いて近づき、身分証とパスポートを求めた。約40分後、疑いは晴れた。最後は握手されて書類を返され、解放された。違反が何だったのかの説明は、なかった。

つまり「アジア人って思われて」は本人の見方で、警察が理由を言ったわけではない。止められた理由は、いまも分かっていない。

笑い話か、人種で止められた話か

番組は、珍しい体験を持ち寄る企画だ。オリコンによると、スタジオでは共演者からツッコミが入った。一方で、この話を笑って終われない人もいる。

スタンフォード大のオープン・ポリシング・プロジェクトは、21の州警察と29の市警察の約1億件の記録を調べた。ほぼすべての地域で、止められた黒人とヒスパニック系の運転者は、白人より多く車内を調べられていると公表している。調べるかどうかの線引きも、黒人とヒスパニック系には薄い疑いで引かれているという。ただ、公表されている結論は黒人とヒスパニック系を白人と比べたもので、アジア系の運転者の数字は出てこない。

ネットの評判

Yahoo!ニュースのコメント欄には、確認した時点で約90件が付いていた。アメリカには人種で人を見る空気が各地に残っている、という指摘が共感を集めていた。黒人やアジア系は撃たれるかもしれない前提で行った方がいい、と書く人もいる。自分もハワイやシカゴで警察に止められて怖かった、という経験談も並ぶ。なんだかんだ日本が一番安心だ、との声も目立つ。ただ、しりとりは眠気覚ましにいい、という軽い書き込みもあった。ネットの声は、何が起きたかの根拠にはならない。

残っているのは、理由の説明がないことだ。神田も日村も、警察に抗議したとは話していない。解放されたあと、二人は車の小物入れに、身に覚えのない青いケースがあるのに気づいた。前にその車を借りた人の忘れ物らしい、と神田は連載に書いている。警官が40分かけて探したあとの車から出てきたのは、口臭ケア用のタブレットのケースだった。

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