29匹のコーギーレース、走ったのは2匹

アメリカ・ニューヨーク州で3年目の開催

写真はイメージ Photo by Sereja on Unsplash

10/29 13:01 / 発信国:アメリカ / 記者:工藤

29匹のコーギーレース、動画では2匹しか走らず。優勝は写真判定だった

アメリカ・ニューヨーク州のアルタモント・フェアで、2026年8月20日の夜、コーギーレースが開かれた。エントリーは29匹。スタートの合図で走り出したのは、2匹だけだった。

残りは、何をしていたのか。。。

動画を出したのは「ヤギの人」(@yusai00)。「今年のコーギーレース」として投稿し、「友達たくさんでご主人もいてレースどころではない笑」と書いた。走路の上で、コーギーが友達にあいさつし、飼い主のほうへ寄っていく。Facebookに上がった同じレースの動画は、265万回再生された。

この投稿を集めたページ(Togetter)の見出しは、「走り始めたのは2匹だけで、ただ食パンがわちゃわちゃしてる」。コーギーの長い胴を、スライスした食パンに見立てた言い方だ。

なぜ走らなかったのか。理由は分かっていない。主催者も地元の報道も、そこは説明していない。

運営は、かなり本気だった

ところが、大会の中身を見ると話が変わる。

柵の前で立っているコーギー
写真はイメージ Photo by Joshua Patton on Unsplash

主催はNYS Capital Region Corgi Events。会場はフェアの観覧席前で、司会は地元のテレビ局NEWS10のグリフィン・ハース記者。今年で3年目だ。29匹を3組に分けて走らせ、各組の上位3匹が決勝に進む。決勝に残ったのは、シナモンロール、スニッカーズ、ラリー、ディグル、キアヌ、ミニー、ティガー、ビリー、フェンウェイ・フランクの9匹。

その決勝は、写真判定までいった。NEWS10によると、ディグルが前足1本の差で勝った。同局は、優勝したディグルの「談話」まで載せている。「I still can’t believe it. Determination, practice, and perseverance got me through.」(まだ信じられない。やる気と練習と粘りで勝てた)。もちろん犬は話さない。記者の遊びである。

つまり、2匹しか走らない映像の先には、写真判定の決勝があった。

それでも、コメント欄で目立っていたのは順位の話ではない。「わちゃわちゃ集まるのほんとかわいい」「全然レースになってないの可愛い」。書いたのは、勝ち負けではなく、集まってじゃれている姿を見たかった人たちである。同じ29匹を、レースとして見るか、集会として見るか。ここで感想が割れる。

写真判定で順位を決めた大会で、日本まで届いたのは、走らなかった側の動画だった。

次の視点

人口は減ったのに、
市税は13年ぶりの高さ

――室蘭市の2025年度決算

ジャンルを変えて「政治経済」から。いま読まれています 仏タレスが日本で迫撃砲生産へ 工場の町・室蘭の市税は13年ぶり140億円超

賞をくれなかったから、
もう来なくていい

――トランプ米大統領が、ノルウェーに

ジャンルを変えて「世界のニュース」から。いま読まれています トランプ氏に「外便所の国」と言われたノルウェー、なぜ怒らないのか

VIVANTの廃工場に、日本語の安全看板

TBS系『VIVANT』第21話/週刊女性PRIMEの報道

ジャンルを変えて「エンタメ」から。いま読まれています 『VIVANT』廃工場に日本語の看板?! 週刊女性PRIMEが報道、ジェット機2機は本当に飛んだ
出典

いま読まれている記事

  1. 1アクアの新型冷蔵庫が錆びて見えるのは、わざとだった
  2. 2=LOVEのチューハイ、売り場はアサヒのテスト販売サイト 前例は5時間で完売
  3. 3銚子のサバ加工、約2割が倒産や廃業 国産に替える道はあるのか
  4. 4Number_i札幌ドームの空席報道 一律1万1000円のSnow Manと比べていい?!
  5. 5「ランチは現金のみ」は規約違反? 手数料と利益率を計算してみた
← トップへ戻る