うちにも来るって
書いてあったよね?
――水戸市は、もう申し込める
写真はイメージ Photo by Denny Müller on Unsplash
NTT東の10ギガ、9道県の開始日決定 水戸市は4か月後に「既に提供中」へ訂正
NTT東日本が10月20日、上り下り最大概ね10Gbpsの光回線「フレッツ 光クロス」を、9つの道県で2027年1月から3月にかけて順次使えるようにすると発表した。北海道、青森、岩手、秋田、茨城、栃木、群馬、千葉、山梨の9道県だ。提供開始は2027年1月21日から3月11日まで、5回に分かれる。いちばん早いのは北海道。
ただ、同じ発表の注記に、気になる一行が入っていた。茨城県水戸市は既に提供中なので、今回の追加の提供エリアには当たらない。6月23日の発表に水戸市を入れたのは誤りだった、という訂正だ。
4か月後に消えた「水戸市」
6月23日、NTT東日本は13都道県でエリアを広げると発表していた。その中の、2027年1月〜3月に提供予定という茨城県の一覧に、水戸市の名前が入っていた。それが10月20日に「もう提供している」へ変わった。4か月たっている。
怒る話なのか、と思うかもしれない。水戸市の人にとっては逆だ。1月を待たずに、もう申し込める。損はしていない。
引っかかるのは、そこではない。6月の一覧を見て「うちは1月からか」と受け取った人は、申し込めるのに4か月待ったことになる。発表の表を信じた人のほうが、遠回りをした。
初めてではない。NTT東日本は2024年7月11日にも「訂正とお詫び」を出している。2024年5月10日に発表した光クロスの提供予定エリアの記載に、誤りがあったという内容だった。
「10ギガ」は、注記で十数%落ちる
もう一つ、暮らしの側から見ておきたい話がある。10Gbpsという数字だ。
公式サイトの注記にはこうある。「最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません」。そのうえで、通信品質を保つために必要なデータが付くため、「実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します」と書いてある。
つまり、いちばん条件が良くても、上限は8ギガ台という計算になる。しかも、利用環境や回線の混み具合で「大幅に低下することがあります」とも書かれている。ベストエフォートの回線なので、手元のパソコンやルーターが古ければ、そこで止まる。
で、いくらかかるのか
月額利用料は6,050円(税込)。これは回線の分だけで、プロバイダの料金が月1,100円から別にかかる。ルーターを借りれば550円。足すと月7,000円台になる。
最初に出るお金もある。契約料が880円、標準的な工事なら初期工事費が22,000円。Webから申し込む場合、分割にすると初回3,300円と、779円を23回だ。
いまの回線のままでいいか、月7,000円台の10ギガに替えるか。ここは意見が割れるところだと思う。
そして、エリアに入っても必ず使えるとは限らない。発表の注記には、建物の設備などによって使えない場合があること、申し込みから使えるようになるまでの期間は設備の状況で変わることが書かれている。
自分の住所がどうなっているかは、6月や10月の発表の表ではなく、公式サイトで確かめたほうが早い。表から1つの市の名前が消えるのに、4か月かかったのだから。
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40年仕入れてるけど、
こんな値は初めて
――エドノフーズの江戸野誠一郎社長
うちのサイトも
止まるんですか
――止め方は、会社によって分かれた
- 「フレッツ 光クロス」9道県で提供開始日が確定(NTT東日本 2026年10月20日発表/PR TIMES配信)
- NTT東日本、2027年1月~3月の「フレッツ 光クロス」提供エリア拡大について、申し込み受付・提供開始日を発表(INTERNET Watch)
- NTT東の10ギガ回線「光クロス」、9道県追加エリアの開始日決定(Impress Watch)
- フレッツ 光クロス(NTT東日本 公式サービスページ)
- 【訂正とお詫び】「フレッツ 光クロス」サービスの提供エリアの拡大に関する一部誤りについて(NTT東日本 2024年7月11日)
- 「フレッツ 光クロス」13都道県で提供エリアを拡大(NTT東日本 2026年6月23日発表/PR TIMES配信)
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