一言のジョークで、中国企業との契約が次々と切れた
ムバペが『一番笑える』と紹介したコラ画像
写真はイメージ Photo by Alex Simpson on Unsplash
「たしか中国の独裁者」 ムバペ、毛沢東の名を出さずに中国のスポンサー3社を失った
サッカーのキリアン・ムバペが、ネットで作られた自分のコラ画像を「一番笑える」と紹介した。その一言で、中国の企業3社が契約を打ち切った。たった一言で、、、。
発端は、フランスのネット番組「The Bridge」の収録だ。好きなネタ画像を聞かれたムバペは、笑ってこう答えた。英語の報道によると「だれかが作った、ある男の動画。たしか中国の独裁者だと思う」。画面は、青い服を着た毛沢東の体に、ムバペの顔を貼った画像に切り替わる。ただ、ムバペは毛沢東の名前を一度も口にしていない。
この映像が10月26日にXで広まると、翌27日、エナジードリンクのドンポン飲料、乳業大手の蒙牛乳業、チーズのミルクグラウンドが、ほぼ同じ文面で契約解除を発表した。「国民感情を傷つける言動に断固反対する」。SNSの小紅書は彼のアカウントを「コミュニティ規約違反」で停止した。国営の中国メディアグループはスペインリーグの中継を止め、彼の広告を外した。中国外務省の郭嘉昆氏は、中国人の感情を傷つける言動には、中国社会の各界が一致して反対すると話した。スペインリーグのテバス会長まで「深く残念に思う」と謝った。ムバペ本人も、フランス語・中国語・英語で「私の発言は軽率だった」と謝った。
元ネタの「独裁者」は、ムバペ本人
ここが、ややこしい。「独裁者ムバペ」のネタが広まったのは2024年。自分の名前を付けたケバブを売ったフランスのインフルエンサーに、訴えると言い出したのが発端だ。批判する人を黙らせようとしている、と見たファンが、独裁者のコラ画像を作った。毛沢東版も、2024年にネット掲示板Redditに投稿されたものだという。つまり、あの画像で笑われているのは毛沢東ではなく、ムバペである。
英誌スペクテーターは「ムバペは毛沢東について正しい。なぜ謝ったのか」という記事で、謝罪と契約解除は行き過ぎだと書いた。一方、中国のSNS微博(ウェイボー)では「ドンポン、ムバペとの契約終了」がトレンドの上位に入り、「レッドラインを越えた」という書き込みが広がった。
春に「独裁者ネタが一番笑える」と話したムバペの広告が、秋には中国のテレビから消えた。
人口は減ったのに、
市税は13年ぶりの高さ
――室蘭市の2025年度決算
賞をくれなかったから、
もう来なくていい
――トランプ米大統領が、ノルウェーに
VIVANTの廃工場に、日本語の安全看板
TBS系『VIVANT』第21話/週刊女性PRIMEの報道
- Mbappé apologises over Mao Zedong joke as Chinese brands drop sponsorship deals(France 24)
- Kylian Mbappe loses Chinese sponsors for calling Mao 'Chinese dictator'(Al Jazeera)
- Mao, memes and Mbappé: Chinese brands drop soccer star in fury over 'dictator' joke(NBC News配信/Yahoo Sports)
- Mbappé Apologizes for Mao 'Dictator' Joke As Chinese Brands Flee(Front Office Sports)
- Memes, Mao Zedong, Millions at Stake: Explaining Kylian Mbappe's Ongoing Controversy(Sports Illustrated)
- Kylian Mbappé is right about Mao. So why has he apologised?(The Spectator)
- Why Are People Editing 'Kylian Mbappé' As A Dictator? The Viral 'Dictator Mbappé' Nickname And Memes Explained(Yahoo Entertainment)