メラニア夫人は尊敬してる。でも
プーチン大統領には効かない
――町を出た55歳の男性が、記者に
ウクライナ南部オレシュキで局地停戦が発効 町を出た男性は、まだ疑っている
日本時間27日午前10時、ウクライナ南部ヘルソン州の町オレシュキで局地停戦が発効した。現地時間では27日午前3時。ロシアが2022年の侵攻の初めから占領している町に、食料と薬を運び込み、住民を外に出すためだ。仲介したのはアメリカ。ホワイトハウスは23日、メラニア・トランプ大統領夫人がロシアとウクライナの指導部に直接働きかけた、と発表していた。
発効を確認したのは、ウクライナ議会の人権オンブズマンドミトロ・ルビネツ氏。ウクライナ側は約束を守っている、と話した。ロシア国防省も、ドニプロ川の対岸にあるヘルソン市への砲撃を止めると発表した。ゼレンスキー大統領によると、停戦は「数日間続くだろう」。
町を出た人は、まだ疑っている
ロイターが話を聞いたのは、9月にオレシュキを出た55歳の男性だ。妻と13歳の息子、猫を連れ、地雷のある道を20キロ以上歩いて町を出た。停戦をどう見ているか。「この件は全部、とても疑っている」。メラニア夫人は尊敬しているが、彼女はプーチン大統領を動かせない、とも話した。
ヘルソン市のボランティア、クセニア・アルヒポワ氏の心配は別だ。バスで人が出ていく映像が世界に流れ、町が空になったと思われた後が怖いという。残った人が忘れられる、という心配だ。
まだ分かっていないこと
停戦を誰が監視するのかは、ロシア、ウクライナ、アメリカのどこも明らかにしていない。残っている住民の数も合っていない。ホワイトハウスは1,700〜2,000人、子どもは約50人とした。国連の集計は約1,700人、子ども約35人。ルビネツ氏は町と周辺に約6,000人、子ども約200人がいるという。戦前は約2万4,000人が住んでいた町だ。
ネットの評判
Xでは、停戦の中身より「誰の功績か」で意見が割れている。バチカンは、教皇レオ14世が10月16日にプーチン大統領、19日にゼレンスキー大統領と話したと発表したからだ。アメリカ政権の顧問だった人物は「教皇が自分で電話をかけたのに、ホワイトハウスはメラニア・トランプの功績にしようとしている」と投稿した。一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官やアメリカの共和党議員は、夫人に感謝すべきだと話した。
ロシア国防省は26日、ウクライナが19日以降にオレシュキへ砲撃を18回、ドローン攻撃を120回以上行ったと主張した。ロイターは、この主張を独自に確かめられていないとしている。停戦は少なくとも土曜日まで。何人が町を出られたかは、まだ発表されていない。
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- ロシアとウクライナの局地停戦合意が発効(NHK)
- メラニア氏仲介の局地停戦が発効 ウクライナ南部オレシュキ(AFPBB News)
- ロシア占領下のウクライナ南部で局地的な停戦発効、メラニア米大統領夫人の発表から4日(BBC News)
- ウクライナ南部で局地停戦発効 ロシア占領下、米仲介で合意(時事通信)
- Ukrainian who fled Oleshky views US-brokered ceasefire with deep scepticism(ロイター配信)
- Local ceasefire in besieged Oleshky begins, Ukrainian, Russian officials say(Kyiv Independent)
- Volunteer urges residents to leave Oleshky in evacuation, as town may face greater destruction(Kyiv Independent)
- Russia Accuses Ukraine of Launching Strikes Against Oleshky Ahead of Ceasefire(The Moscow Times)
- Oleshky: Can Anything Good Come of Another Partial Ceasefire Proposal?(Kyiv Post)
- Melania accused of hogging all the credit and ignoring Pope Leo's role in securing Ukraine ceasefire(The Independent/Yahoo配信)
- “オレシュキ停戦”でウクライナが米側に謝意 今後は住民移動など段階的に実施(khb東日本放送)
- How Melania Trump helped secure a ceasefire in occupied Ukraine
