男なんだから、
くさらずにやれ?
――日経の受験コラムが、男子受験生に
写真はイメージ Photo by Nguyen Dang Hoang Nhu on Unsplash
日経の受験コラム「男子はくさらず実力を」 叩かれたのは言い方だけ?
日本経済新聞の受験コラム「受験考」が10月24日、大学入試の女子枠について、男子受験生に「くさらず実力を磨き抜いてほしい」と呼びかけた。同じコラムは、女子受験生には「萎縮せず堂々と」と書いていた。これを「男なら我慢しろという押しつけだ」と批判したnote記事は、はてなブックマークで150人を超える人にブックマークされている。
女子には周りが悪い、男子には気の持ちよう。並べると、確かに変だ。
ただ、日経のコラムの見出しは「増える大学入試の理系女子枠、『納得感』なお不足」だった。納得されていないという話は、日経も書いていた。叩かれたのは、男子への一言の方だ。
なお、日経のコラム本文は会員限定で、筆者は全文を読めていない。引用した文言は、批判したnote記事と検索で確認できた範囲のものだ。
動いた席は、何人分だったのか
「女子枠のせいで割を食った」と感じる男子受験生がいる。では、実際には何人分の席が動いたのか。
京都大学は2026年度から、理学部と工学部の特色入試に女性募集枠を作った。2026年度の募集人員は、特色入試が一般枠191人と女性募集枠39人の計230人。別にある一般選抜(前期)は2,611人だ。
では、その39人分はどこから来たのか。ここが、思ったほどすっきりしない。大学ジャーナルオンラインによると、工学部情報学科の特色入試の一般枠は3人から2人に減った。一方で、理学部の生物科学の一般枠は5人から10人に増えている。減った学科も、増えた学科もある。39人がそのまま一般枠から引かれた、という形にはなっていない。
怒りの大きさと、動いた席の数は、どうも噛み合っていない。
ネットの評判
はてなブックマークでは、日経のコラムへの批判が目立つ。「男は黙って我慢しろというステレオタイプだ」「昔は得をしていた側が、いまの受験生に公平を説くな」といった声が並ぶ。日経自身の役員構成を先に見直せ、と書いた人もいた。
一方で、制度そのものを疑う声も同じくらいある。女子の方が平均の成績は良く、本当の壁は理工系を選ぶかどうかだ、という指摘。枠を作ると、女子に「守られる側」という札を貼るだけだ、という声。昔の医学部や公立高校の入試では男子が有利に扱われていたのに、そのときは今ほど騒がれなかった、という書き込みもあった。
数字でも、割れている。朝日新聞が5月3日の朝刊に載せた世論調査では、女子枠に「納得できない」が49%、「納得できる」が43%。18〜29歳では「納得できない」が63%に上った。70歳以上だけは「納得できる」53%、「納得できない」38%で、逆になる。受験する年齢に近いほど、納得していない。
聞く相手は、新聞ではない
では、なぜ女子枠を作るのか。
入試の公平さを求める団体SFFA-Japanのメンバーで、今回のnote記事を書いた国武悠人氏は、文部科学省の大学入試室と意見交換した記録を公開している。それによると、担当者は女子枠の趣旨は「純粋に大学の『多様性の実現』にある」と説明し、女性への福祉的・救済的な意図はないと述べた。制度の合理性を説明する責任は各大学にあるとの立場だという。
文科省が各大学に女子枠を作れと指示した、という話でもない。文科省自身がそう説明している。
つまり、男子受験生が「なぜ自分の学科で1人減るのか」と聞いたとき、答えられるのは受験する大学だけだ。新聞も、国も、その席の持ち主ではない。
代表曲を歌ったのは本人たちじゃない
ゴダイゴ50周年、初の主催フェスの話
VIVANTの廃工場に、日本語の安全看板
TBS系『VIVANT』第21話/週刊女性PRIMEの報道
43万円の新型冷蔵庫、錆びて見える
Xで話題のアクア「AQR-DUX51B」
- あきれた、日経、女子枠問題に「男子ならくさらず実力を」|NENENENE@研究
- [B! 男女] あきれた、日経、女子枠問題に「男子ならくさらず実力を」
- 増える大学入試の理系女子枠、「納得感」なお不足 - 日本経済新聞
- 「女子枠問題」について、文科省大学入試室と意見交換を行いました|NENENENE@研究
- 京都大学、理学部と工学部(建築学科除く)の特色入試で「女性募集枠」を新設 2026年度入試より - 大学ジャーナルオンライン
- 【大学受験2026】理工系「女子枠」京大や阪大など8大学増の38大学 - リセマム
- 【大学受験2026】京大、理学部と工学部に「女子枠」新設 - リセマム
- 若者、女子枠に「納得できない」6割超、納得3割を大幅に上回る - アゴラ
- 「女子枠」は効果すら怪しい…私が「女子枠」に反対し続ける理由(週刊現代、國武悠人)
あなたへのおすすめ よく読むカテゴリーから
こちらの記事も
予約しているのは
こちらの席なので大丈夫です
――通路側の女性が、真ん中の席の人に
新幹線の真ん中の席に置かれた荷物、夫婦は本当に「確信犯」だったのか
共働きなんだから
生活費も完全に折半ね
――最近よく聞く、という一言
産んで働いて折半は「どんな罰ゲームだよ」 はてなで1位、折半の夫婦は何割?
車屋さんに相談した翌日、警察が動いた
「車屋さんまじで何者なの????」というXへの投稿
「それ警察やる気ないだけやろ?」車屋さんに警察官の連絡先を教えた翌日、捜査が始まった
何もしていない親子グマ
なぜ○したの?
――ある市役所に電話をかけた人が、職員に