高いiPhoneのほうが、
カメラもいいんでしょ
――差額は12万5,000円
写真はイメージ Photo by Amanz on Unsplash
「iPhone Duo」の望遠は2倍、18 Pro Maxは8倍
Appleにとって初めての折りたたみiPhone「iPhone Duo」が、10月23日に発売されます。価格は税込みで364,800円から。開くと内側は7.6インチで、Apple公式サイトは「iPhone 18 Pro Maxより50%広いディスプレイ」と説明しています。
iPhone Duoは、いまのiPhoneでいちばん高い機種です。そのため「上位機種だから全部勝っているはず」と思ってしまいます。ところが公式の技術仕様を並べてみると、はっきり譲っている項目がありました。望遠です。
比べるのは、この2つ
今回比べるのは、iPhone Duo(256GB)と、iPhone 18 Pro Max(256GB)です。どちらも同じA20 Proチップを積んだ最上位で、買う人がいちばん迷う2択だと思います。
価格は税込みで364,800円と239,800円。差額は12万5,000円です。
公式の数字を並べてみました
| 項目 | iPhone Duo | iPhone 18 Pro Max |
|—|—|—|
| 価格(256GB・税込み) | 364,800円 | 239,800円 |
| 画面 | 内側7.6インチ/外側5.4インチ | 6.9インチ |
| ズーム | 2倍の光学品質ズームイン/デジタル最大10倍 | 光学4倍(100mm)・光学8倍(200mm)/デジタル最大40倍 |
| 重さ | 254g | 249g |
| 厚さ | 折りたたみ時11.3mm/開いて5.2mm | 8.75mm |
| ビデオ再生 | 内側で最大31時間/外側で最大44時間 | 最大45時間 |
| 50%まで充電 | 約20分(60W以上) | 約15分(60W以上) |
| 認証 | サイドボタンの指紋認証(Touch ID) | Face ID |
| SIM | デュアルeSIM(物理SIMなし) | デュアルeSIM(物理SIMなし) |
| 耐水・防塵 | IP68(水深6mで30分) | IP68(水深6mで30分) |
| チップ | A20 Pro | A20 Pro |
ここに書いた数字は、すべてApple公式サイトのiPhone DuoとiPhone 18 Proの技術仕様、および比較ページに載っているものです。
差額12万5,000円の中身を計算してみました
表を見て筆者がいちばん引っかかったのは、ズームの行です。
iPhone Duoは、公式の表記で「2倍の光学品質ズームイン」まで。デジタルズームは最大10倍です。一方、iPhone 18 Pro Maxは、100mmの4倍と200mmの8倍を光学ズームで持ち、デジタルは最大40倍。望遠専用のカメラがあるかないかの差です。
12万5,000円高いほうが、遠くを寄せて撮る力では4分の1になります。
画面の差は、対角で7.6インチと6.9インチ。0.7インチの違いが、面積ではAppleの言う50%ぶんになります。つまり差額の12万5,000円は「広い画面と折りたたむ仕組み」に払うお金で、「カメラ」に払うお金ではない、と筆者は読みました。
ほかの行も、細かく見ると安いほうが勝っています。重さは5g軽く、折りたたみ時の厚さは2.55mm薄い。ビデオ再生は、Duoの内側画面を使うと最大31時間で、18 Pro Maxの45時間に14時間届きません。50%までの充電も、約20分と約15分で5分の差があります。
試した人の声
発売前のレビューでは、心配されていた折り目の評価が高いです。ファミ通の先行レビューは「傾けて見るとわずかに折り目が存在していることはわかるが、ほとんど気にならない」と書いていました。
一方、望遠についてはPhile Webのレビューが指摘しています。望遠専用カメラを積まないため、遠距離の撮影を重視する人には「iPhone 18 Proシリーズの方が適している」というのです。同じレビューは重さにも触れ、長い時間片手で支えると疲れるため「気付けば両手で操作していることが多かった」としています。
発熱の報告もあります。海外メディアの計測として伝えられているところでは、30分のゲームで本体が46.5℃まで上がり、iPhone 18 Proの43.8℃より約3℃高く、フレームレートは2割低かったとされています。
ネットの評判
いちばん多いのは、やはり価格の話です。日本経済新聞によると、日経MJの調査では約7割が、購入をためらう理由として価格を挙げました。耐久性や修理費への不安も4割に上ったとしています。
掲示板やまとめサイトでも「256GBで36万とかすごいな Pro Maxでも24万なのに」「AppleCareも必須だろうから最低40万ってとこか?」といった声が並びます。「せめて20万くらいやったらな」という書き込みもありました。
このように、値段そのものを問題にする声が多数です。そのなかで「高いことより、最上位なのにカメラだけ下位という中身のねじれが気になる」という見方は、まだ少数派に見えます。
まとめ
iPhone Duoは、広い画面と2つのアプリを並べる使い方を買う機種で、望遠と軽さと電池は譲っていました。公式の数字で見るかぎり、上と下ではなく、取るものが違うという印象です。
遠くを撮ることが多い人は、12万5,000円安いiPhone 18 Pro Maxのほうが向いています。表を並べてみて、筆者が持ち帰った一点はこれでした。
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40年仕入れてるけど、
こんな値は初めて
――エドノフーズの江戸野誠一郎社長
今からサイト、閉めます。
朝まで
――案内が出たのは、15時50分
- Apple(日本)iPhone Duo
- Apple(日本)iPhone Duo 技術仕様
- Apple(日本)iPhone 18 Pro 技術仕様
- Apple(日本)iPhoneのモデルを比較する
- Apple(日本)iPhone Duoを購入
- Apple(日本)iPhone 18 Proを購入
- Introducing the new iPhone Duo(Apple・YouTube)
- iPhone Duo先行レビュー。折り目の気にならなさに驚愕(ファミ通)
- 「iPhone Duo」実機レビュー。初の“折りたたみiPhone”ならではの魅力と伸びしろ(Phile Web)
- iPhone Duoは長時間のゲームでiPhone 18 Proより性能2割減(ガジェットランキング)
- 折りたたみ「iPhone Duo」普及に36万円の壁 「高すぎる」7割(日本経済新聞)
- 約7割の人々「iPhone Duo(36万4800円)は高すぎる!」(IT速報)