あなたはどっち グルメ

値上げと量減らし、どっちがマシ?

場面と、二人の言い分
  1. シャウエッセンの袋が、10月から軽くなりました。日本ハムの発表によると、2袋セットの中身は1袋あたり117グラムから107グラムへ減り、2袋で20グラム少なくなります。それでも参考小売価格の702円は変わらず、1本は太くなるそうです。
  2. 「減らされるくらいなら、値上げして」
  3. 「値札が上がったら、もう買えない」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

値上げしてほしい派 の言い分

朝、弁当の用意をしながら袋を開けて、フライパンに並べたところで手が止まりました。きのうまでと同じ袋なのに、並べ終えたときの隙間が広いんです。私は足りない分を冷凍のおかずで埋めて、ふたを閉めて、なんだか負けた気分で家を出ました。

うちの母は、買い物から帰ると袋の中身を数えて、その数で晩ごはんの献立を決める人でした。だから私も、台所で先に数えるのは重さではなく数なんです。前にも、好きだったお菓子で同じことをされました。値段は据え置きだと言われて安心していたのに、袋を開けた日にはっきり分かって、それからそのお菓子は買っていません。

作る会社が値上げするなら、値札でやってほしいんです。高くなったと分かれば、私は自分で買う回数を減らせます。中身だけ薄くされると、私は気づかないうちに、少ない食卓に慣れさせられてしまう。値段が変わらないから助かると言っている人を見ると、いちばん損をしているのはその人じゃないかと、口には出さずに思っています。

相手へ:気づかないうちに中身が少しずつ減っても、あなたは平気でいられますか。実際に出た声 「完全に時代に負けてるじゃん」

値段そのまま派 の言い分

私はスーパーのレジ前で、かごの中身を一度棚に戻しに行く暮らしをしています。財布に入れてきた分で足りるかどうか、通路を戻りながら考えるんです。だから、値札が前と同じ商品を見つけた日は、素直にほっとします。中身が少し軽くなっていても、私はその袋をかごに入れます。

子どもが小さいころ、私は月末になると値札だけで買うものを決めていました。ひと袋が百円単位で上がると、その週の献立がまるごと崩れるんです。量なら、卵でもキャベツでも、こっちで足して増やせます。でも値段は、こっちでどうにもできません。だから私は、量が動くほうがまだ戦えると思っています。

正直に言うと、堂々と値上げしてくれと言える人が、私は少しうらやましいです。その人はたぶん、高くなっても同じ回数を買える人なんでしょう。うちは、買うのをやめる側に回ります。棚から消えてしまうより、軽くなって残ってくれたほうがありがたい。きれいごとじゃなく、今夜の食卓に一品あるかどうかの話なんです。

相手へ:値札が上がった日に、あなたはそれでも同じ数をかごに入れますか。実際に出た声 「原料高騰には、あらがえませんでした。でも、シャウエッセンらしい『パリッ!!としたおいしさ』だけは守りたかった」

どちらにも呼ばれない立場 売り場で値札を貼る立場

棚に並べて、値札を貼るのは私たちです。どちらが悪いと言われても、決めたのは私ではありません。軽くなった袋を手に取って、黙って棚に戻していくお客さんの手だけ、私は毎日見ています。私からは何も言えないまま、隣の棚の商品が売れていきます。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →シャウエッセンが20グラム減ったのに、1本は太くなるらしい

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