あなたはどっち 政治経済

大臣を支えるのは省の仕事か

場面と、二人の言い分
  1. 農林水産省に「簗大臣お支えチーム」が内々にできました。法律上の論点を整理し、国会答弁や報道への対応を強めるためだといいます。省内からは、勤務時間中に本来業務そっちのけでやるべきことかという声が出ています。
  2. 「大臣が答弁に詰まれば、農政が止まる」
  3. 「議員の火事を、公務で消すな」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

支えるのが仕事派 の言い分

役所の仕事は、だいたい大臣の口を通ってしか外に出ません。国会で答弁に一度詰まれば、その日の審議が丸ごと飛んで、飛んだ分は誰も取り返してくれません。産地の相談も、法案の説明も、全部後ろにずれていく。だから論点を整理して、答えられる形にしておくんです。かっこいい仕事じゃないのは分かってます。でも、ここで大臣を転ばせて得をするのは、たぶん現場じゃない。

相手へ:正論で大臣を黙らせて、そのあと誰が答弁するんですか?実際に出た声 「とにかく働いて仕事で返せ」

本来業務派 の言い分

朝いちで席に着いて、まず開くのが大臣の答弁の資料なんです。私が担当している産地の書類は、きょうも手つかずで積んだままです。調べているのは、大臣が支持者の集まりで何を言ったかの線引き。残業は増えて、本来の仕事は後ろへずれていく。その時間の給料は、頼んでもいない人の財布から出ています。守りたいなら、せめて自分たちの時間でやってほしい。

相手へ:一人を支えるために、何人の机が止まるんですか?実際に出た声 「勤務時間中に本来業務そっちのけでやるべきことか」

どちらにも呼ばれない立場 工事が止まった道の住民

国会で誰を支えるかの話が続く間、うちの前の道は半分の幅で止まったままです。朝晩、子どもがその脇をすり抜けて歩いていきます。もう半年以上たつかな、というのが近所の挨拶になりました。どちらの言い分も、この道までは降りてきません。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →簗農相に2つ目の音声 大臣になる前は「やらせます」だった

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