変な音の家電、すぐ使うのやめる?
- PHPの深刻な脆弱性が見つかり、日本では50を超える組織が同じ日にサービスを止めました。修正版が公開されたのは、その日の23時で、各社は直すものが届く前に止めていたことになります。イギリス政府のサイバー機関NCSCも、すぐ直せないならシステムをオフラインにすることを検討すべきだと案内していました。
- 「とりあえず止めよう!今日だけじゃん」
- 「今日壊れるかどうかわからないでしょ!?とりあえず使う!」
どっちの味方?最初の印象で選んでください。
あなたが味方した すぐ止める派 の言い分
脱水のときだけ、洗濯機が低い音を立てるようになりました。その晩のうちにプラグを抜いて、翌朝から近所のコインランドリーに通っています。家族は、まだ洗えているのにと呆れています。それでも私は、音が変わった日が、使うのをやめる日だと決めました。
実家の父は、そういうことを一度もしない人でした。炊飯器のコードが熱くなっても、まだ使えると言って使い続けて、ある晩、台所に焦げた匂いが残りました。黙って拭いていた母の背中を、私は今でも覚えています。あのとき父が払わずに済んだと思っていたお金は、あとで何倍にもなって出ていきました。だから私は、迷った時点で抜きます。
抜いた日の夜は、確かに面倒です。洗い物がたまって、休みの日の予定が崩れます。それでも、何も起きなかったときに私が損をするのは、その夜の面倒だけです。壊れるまで使う人を見ると、まだ当たりが来ていないだけだろうと思っています。本人には言いませんけど。
あなたが味方した 壊れるまで使う派 の言い分
うちの冷蔵庫は、夜になると時々うなります。扉をもう一度押すとおさまるので、私はそのまま麦茶を注いで寝ます。もう何年も同じ音で、何年も壊れていません。音がしたから止める、という発想が、私にはないのです。
子どものころ、家にそういう決まりがありました。少しでもおかしいと、母がすぐコンセントを抜いてしまうのです。暑い時期に扇風機が物置へ片づけられて、涼しくなるまで戻ってきませんでした。社会人になってからは、心配だからと早めに買い替えた電子レンジが、前に使っていたものより先に壊れました。心配で止めるたびに、私の暮らしのほうが先に止まる。そういう経験ばかりしてきました。
すぐ抜く人は、止めた自分に安心しているだけだと思います。何かが起きたところを見たわけではなくて、起きなかったことを自分の手柄にしているのです。止めているあいだに買い物が増えて、晩ごはんが遅くなって、家族の機嫌が悪くなる。その分は、だれも数えてくれません。私は、動いているものは動かします。それで駄目になったら、そのときに考えます。
どちらにも呼ばれない立場 止めると困る家の人
音が鳴っても、私はプラグを抜けません。親の薬を冷やしているので、止めている時間のほうが怖いのです。すぐ止めろと言う人も、我慢して使えと言う人も、うちの事情までは聞いてくれません。だから私は、どちらの話にも入りません。
理由を聞いた今、もう一度選ぶ
言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。
元ネタを読む →PHP脆弱性の一斉停止、イギリス政府も「オフラインに」 日本だけじゃなかった