売り切れ、待つ?高くても買う?
- 虚無顔と呼ばれるハムスターのマスコットが、通販でどこも売り切れになっています。2026年10月22日に公式オンラインショップを見ると、マスコットもマスコットチャームも、新キャラクターの4色も、すべて品切れでした。公式のページには次の入荷が10月最終週の予定と書かれ、ほかの通販サイトでは予約を受け付けています。
- 定価以上を出すのはお金の無駄!
- 多少上乗せでもお金で解決!
どっちの味方?最初の印象で選んでください。
あなたが味方した 定価まで待つ派 の言い分
売り切れの文字を見ても、もう慌てません。カートに入らないと分かった時点でページを閉じて、台所のカレンダーに「入荷の週」と書き込みます。あとは、その週が来るまで、普通に晩ごはんを作って寝ます。欲しい気持ちが消えるわけではなくて、欲しいまま待つだけです。
こうなったのは、若いころに痛い目を見たからです。限定だと言われたぬいぐるみを、上乗せした値段で買ったことがあります。箱を開けた日はうれしかったのに、その翌月、近所の雑貨屋の棚に普通の値段で積まれているのを見たんです。あのとき払った差額は、品物の代金ではなくて、自分が待てなかった分の料金だったと気づきました。それからは、欲しいものほど、先に入荷の予定を探すようになりました。
お金を足してすぐ手に入れる人を、責める気はありません。ただ、あの子を抱えて帰る日のことを何週間も考えていられる時間が、わたしにはいちばん楽しいんです。先に買った人は、その楽しい時間を自分からお金に換えて、手放してしまったように見えます。もったいないな、と内心思っています。
あなたが味方した 高くても今買う派 の言い分
欲しいと思った夜に、それが手元にないのが耐えられません。売り切れの画面を見たら、すぐ別の通販を開いて、予約でも、定価より高い値段でも、届く日が決まっているものを押さえます。注文の確認メールが来た瞬間に、やっと眠れます。
わたしがこうなったのは、律儀に待って逃したことが何度もあるからです。学生のころ、気に入ったマスコットの再入荷をずっと待っていたのに、告知の日にちょうど用事が入って、気づいたときには受付が終わっていました。次の回があると言われても、その次がいつ来るのかは、誰にも教えてもらえません。待てる人は、暮らしに余裕があるんだと思います。わたしの毎日は、同じ時間に通販のページを開けるような作りになっていません。
だから、上乗せした分は品物の値段だと思っていません。あれは、もう一度あの売り切れの画面を見て落ち込まないために払う料金です。定価まで我慢できる人は立派だと思います。でも、待っているあいだ、あなたの机の上はずっと空っぽですよね。わたしは、空っぽの机で何週間も過ごすほうが損だと思っています。
どちらにも呼ばれない立場 家で生き物を飼えない人
わたしは、生き物を飼えない住まいで暮らしています。だから、待つか上乗せするかという話より前に、あの子が自分の机にちょこんと立ってくれるかどうかだけが気になります。待てるのも焦れるのも、買える人の話に聞こえます。
理由を聞いた今、もう一度選ぶ
言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。
元ネタを読む →虚無顔ハムスター「はむにぎり」、公式は全色売り切れ まだ買える?