無料の会員登録、作る?避ける?
- Microsoftアカウントを持っていない人が、買ったばかりのノートパソコンに、自分でLinuxを入れました。出荷時のOSはWindows 11 Homeで、メーカーの公式サポートもWindowsだけです。画面の表示とキーボード、スピーカーは、Linuxを入れただけでは動かず、本人がドライバーを直して動かしました。この出来事が、Hacker Newsで話題になりました。
- 「無料の登録ひとつで、今から使える」
- 「無料と言いながら、個人情報がその対価」
どっちの味方?最初の印象で選んでください。
あなたが味方した 作って進む派 の言い分
レジで会員証の話を向けられたら、わたしは毎回うなずきます。家に帰って新しい機械を箱から出したときも、画面に出てきた登録の案内は、そのまま全部進めます。メールアドレスを打ち込んで、届いた番号を写して、それで終わりです。かかるのは、お湯が沸くくらいの時間です。
前は違いました。登録を断り続けて、説明書に書いていないやり方を探して、休みの日が一日つぶれたことがあります。やっと動いたと思ったら、次の週に別のところが壊れて、また同じ言葉で検索し直しました。あのとき気づいたんです。わたしが守っていたのは自分の暮らしではなくて、断ったという気持ちだけでした。
本音を言うと、手間をかけて避けている人が、少しうらやましいです。あの避け方は時間が余っている人の遊びで、わたしには向きません。子どもを寝かせたあとに残るわずかな時間で、音の出ない機械を鳴らすための作業なんてできません。登録ひとつで今夜から使えるなら、わたしはその夜を選びます。
あなたが味方した 作らない派 の言い分
新しい機械を開けて、最初の画面で登録を求められたら、わたしはそこで電源を落とします。回線をつなぐ前に、別の入れ方を調べます。台所のテーブルに箱と工具を広げて、音が出ないところ、文字がにじむところを、ひとつずつ自分で直していきます。休みが何日か消えますが、終わったときには、どこにも名前を知らせていない機械が手元に残ります。
きっかけは、前に使っていた買い物の会員証です。何も悪いことはしていないのに、ある日いきなり使えなくなって、こちらからは理由も聞けませんでした。あのとき、自分の鍵を他人のポケットに入れていたのだと分かりました。机の上にある自分の道具の鍵を、よその会社に預けるのは、そこでやめました。
楽なほうを選ぶ人を、責めたいわけではありません。ただ、あの登録の画面に並んでいる同意の文を、だれも読まないまま先へ進んでいくのが怖いんです。無料と書いてあるものを、わたしはもう無料だと思えません。
どちらにも呼ばれない立場 渡された物をそのまま使う人
わたしは、人から渡された機械をそのまま使う側です。登録するかどうかは、買った人や職場が先に決めています。断るやり方も、自分で直すやり方も教わっていません。どちらの言い分も、鍵を持っている人の話に聞こえます。
理由を聞いた今、もう一度選ぶ
言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。
元ネタを読む →Microsoftアカウントがないから、AIノートPCにLinuxを入れた