あなたはどっち 社会・暮らし

休日の服、楽な方でいい?

場面と、二人の言い分
  1. 青いシャツにチノパン、斜め掛けのバッグという服装のAI画像が、「ほんと嫌い」という一文とともにXに投稿され、言い争いは4か月続きました。そのあとに出たアンケートでは、50代以上の男性409人に服の選び方を聞いています。いちばん多かった答えは「他人に左右されず、自分が好きと思う服を着る」で、236人でした。
  2. 「見た目は気にしない!汚されるのが前提の服で行きます」
  3. 「楽な服でも、鏡見て整えますよ、ワタシ的に最低限は」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

汚れてもいい派 の言い分

休日の朝、着る服で迷ったことがありません。洗濯機から出したままの綿のシャツと、いつも同じズボンです。子どもと出かければジュースはこぼされるし、公園に寄れば砂が膝につきます。帰ってきて、そのまま洗濯機に放り込める服。これ以上に正しい選び方があるなら、教えてほしいです。
昔は、休日用の上着を一枚だけ持っていました。初めて着た日に、砂場で膝をついて、落ちない汚れがつきました。あの日から、売り場では値札と洗濯の表示しか見ていません。服の値段は年々上がって、家計の中で服に回せるお金はいちばん最後です。食費を削って上着を買う日は、この先も来ません。
本音を言えば、笑っている人が、うらやましくはないです。あの人たちは、服を汚してくれる相手がまだいないだけだと思っています。シャツに手の跡がつく休日のほうが、わたしにはよほどいい。ただ、面と向かって言うことではないので、黙って同じシャツを着ています。

相手へ:鏡の前で迷っている時間に、子どもはどこにいますか?実際に出た声 「汚れてもいい、動きやすい、洗濯しやすい、安いの4点だ」

楽でも整える派 の言い分

出かける前に、玄関の鏡で全身を見る時間が、わたしには必要です。しわが寄ったシャツなら着替えますし、靴のかかとがすり減っていたら、同じ値段の新しいものに替えます。近所に買い物へ行くだけでも同じです。会う人は選べないのに、着る服は選べるのだから、選ばない理由がありません。
父は、どこへ行くにも仕事の服でした。学校の参観日に、作業着のまま教室の後ろへ立っていた日のことを、今でも覚えています。恥ずかしいとは言えませんでした。ただ、自分の子には同じ思いをさせたくないと、あのとき決めました。高い服を買えとは言いません。安い店の棚にも、形のいいシャツと、形の崩れたシャツが並んでいます。手に取って比べるだけで、片方が選べます。
本音を言うと、動きやすさを理由にしている人は、選ぶのをやめたいだけだと思っています。汚れてもいい服にも、きれいなものと、へたったものがあります。そこを見ないままで、笑われたときだけ怒るのは、少し身勝手です。

相手へ:汚れてもいい服の中で、どれがいちばんきれいか、考えたことはありますか?実際に出た声 「実用性と最低限・教科書的な見栄えは両立する」

どちらにも数えられない立場 おしゃれしたいが、服にお金が回らない人

選ばないのではなく、選べません。気に入った一枚を見つけても、値札を見て棚に戻します。楽さを取ったわけでも、見た目を捨てたわけでもない。服に回せるお金が、家の中でいちばん最後に残るだけです。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →「イオンモールおじさん」叩きの裏で、409人が選んだ1位は「好きな服」

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