一度外れた店、もう行く?
- 沖縄のテーマパーク「ジャングリア沖縄」の親会社が、約173億円の最終赤字を出しました。開業から1年の来場者は約100万人で、計画の年150万人に届きませんでした。公認会計士の鯉淵拓真氏は自分のYouTubeチャンネルで「みんな叩きすぎじゃない?」と話し、テーマパークは3年から5年かけて定着していくものだと述べました。
- 「練習台になる気はないんだよ」
- 「どの名店にも、ひどい一年目がある」
どっちの味方?最初の印象で選んでください。
あなたが味方した 一度で切る派 の言い分
新しい店ができたら、口コミが出そろうのを待ったりはしません。開店したばかりの週に行きます。そのかわり、その日に出てきたものが値段に見合わなければ、もう行きません。待たされた時間と払ったお金は、あとから返ってこないからです。帰り道にスマホのメモを開いて、店の名前を打ち込みます。行かない店の一覧は、もうずいぶん長くなりました。
友だちに「ここは化けるから通ってやれ」と言われた店に、言われたとおり何度も足を運んだことがあります。味は最後まで変わらないまま、その店は閉まりました。わたしが置いていったお金は、店の練習代になっただけでした。休める日は、ひと月のうちに数えるほどしかありません。その日を、仕上がっていない店の練習に差し出す気は、もうないんです。
育てる、見守る、と言う人を見ると、正直うらやましいです。あの人たちは、店の味方をしている自分のことが好きなんだと思います。わたしは客なので、出てきたものだけで決めます。
あなたが味方した もう一度行く派 の言い分
気になる店ができても、開いてすぐには行きません。混み方も、席の回し方も、まだ店の人が覚えていないからです。少し間を置いて、あらためてのぞきます。それでだめなら、そのときに切ります。わたしの中では、最初に入った日は下見で、本番はつぎに入った日です。
この決め方になったのは、家が小さな食堂をやっていたからです。開けたばかりのころ、うちの親は注文を取りこぼして、来てくれた人に何度も頭を下げていました。一年目の帳簿を見せてもらったことはありませんが、たぶんひどかったと思います。それでも店が続いたのは、最初の客が、文句を言いながらまた来てくれたからです。看板の出し方も、席の並べ方も、その人たちの小言で直りました。
だから、開いたばかりの店をすぐ切る人を見ると、惜しいなと思います。切ったあとの店に行列ができているのを、わたしは何度も見ました。待つあいだのお金は、こちらの持ち出しです。それでも、育った店で食べるごはんは、自分が残した店の味だと思えます。
理由を聞いた今、もう一度選ぶ
言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。
元ネタを読む →ジャングリア沖縄の赤字173億円を、会計士は「叩きすぎ」と擁護した