同意ボタン、
押したよね?
――フェイスブックが、利用者に
写真はイメージ Photo by Julian on Unsplash
米でメタに制裁金4兆円 「データは自分で管理できる」は嘘だと判事
アメリカ・ニューメキシコ州の裁判所が10月21日、フェイスブックを運営するメタに250億ドル(約4兆円)の民事制裁金の支払いを命じた。フランシス・マシュー判事は「フェイスブックは利用者に、データは自分で管理できると約束した。それは嘘だった」と述べた。アメリカの司法の歴史でも最大級の額になる。
なぜ4兆円なのか。9月に陪審が、メタは州の不公正取引行為法に4389万9720回違反したと認定していた。陪審の計算では2190億ドル(約35兆円)。判事はこれを250億ドルまで減らした。メタ側は、上限は34億ドル(約5400億円)だと主張していた。
同意したのは27万人、渡ったのは8700万人分
発端は2016年の大統領選だ。性格診断アプリを入れたフェイスブック利用者は、約27万人。このアプリは本人だけでなく、その人の友達のデータまで吸い上げられる作りで、最大8700万人分がケンブリッジ・アナリティカという会社に渡った。
つまり、同意ボタンを押した人は、8700万人のごく一部でしかない。「規約に同意したんだから文句は言えない」という言い方は、この件では多くの人に当てはまらない。
法務責任者のC・J・マホニー氏は「州で事業を行うことが事実上不可能になる」と反発し、裁判の本質は「言論に税をかけるものだ」と話した。メタは控訴するつもりだ。ほかの48州はメタと和解しており、裁判まで進めたのはニューメキシコ州だけだった。
ネットの評判
日本語のニュースへの反応は、金額の割に静かだ。ヤフーニュースのコメント欄は、記事1本に数件しかない。「日本も見習って個人情報流出企業は制裁金を支払ってほしい」という声や、「全額の30兆円を取ればトランプ関税より効果ありそう」と減額を物足りないとする声が並ぶ。
まだ分かっていないこと
なぜ2190億ドルが250億ドルになったのか、判事は理由を書いていない。お金は州の教育基金に入る。州のトレス司法長官は、学校の建設を100年分まかなえると話した。ただし控訴が終わるまで、州は受け取れない。
その間、判決の額には年15%の利息がつく。250億ドルなら1年で約37億ドル(約6000億円)増える計算だ。次は、上級の裁判所がこの金額を認めるかどうかが焦点になる。
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40年仕入れてるけど、
こんな値は初めて
――エドノフーズの江戸野誠一郎社長
うちのサイトも
止まるんですか
――止め方は、会社によって分かれた
- ライブドアニュース(日テレNEWS NNN)「メタに制裁金4兆円の支払い命令」
- ABC News「Meta ordered to pay New Mexico $25 billion for violating consumer protection laws」
- The Santa Fe New Mexican「Judge orders Meta to pay $25 billion to New Mexico」
- PBS NewsHour「Meta must pay New Mexico $25 billion, its biggest fine ever, for deceiving users about Facebook privacy」
- PBS NewsHour「Did Cambridge Analytica get your data? You'll know soon」
- BBC News(Yahoo!ニュース)「米裁判所、メタに制裁金4兆円の判決 利用者データ流出で「うそ」の説明」
- Yahoo!ニュース コメント欄(ABEMA TIMES「メタ社に4兆円の制裁金」)
- Yahoo!ニュース コメント欄(TBS CROSS DIG with Bloomberg「メタに約4兆円の民事制裁金」)