おじいちゃん、おばあちゃんは
そっとしておいてくれ
――テキサス州南部の不動産業者が、移民を取り締まるICEに
写真はイメージ Photo by Jametlene Reskp on Unsplash
中南米系のトランプ支持24% でも入れた人は3分の2が今も支持
アメリカのヒスパニック(中南米系)で、トランプ大統領を支持する人が24%まで落ちた。ロイター通信とイプソスの10月5日までの調査で、1期目と2期目を通じていちばん低い。2024年の大統領選では、ラテン系の48%がトランプに入れていた。ほぼ半分になった。
で、残った人は何を見ているのか。
入れた人だと、3分の2が今も支持
ピュー・リサーチ・センターは、州の記録で投票を確かめ、2024年に実際にトランプに入れたラテン系だけを追っている。支持率は2025年2月の93%から、2026年4月に66%へ。27ポイント落ちた。ラテン系以外のトランプ投票者は95%から79%で、下げは16ポイントだった。
ただ、3分の2は残っている。24%は、トランプに入れなかった人も含めたヒスパニック全体の数字なのだ。
同じ値札を、違うふうに読む
ピューが10月16日に出した調査(9月28日〜10月4日、ラテン系の有権者774人)では、74%が「トランプの政策で景気は悪くなった」と答えた。今の景気を「良い」と見る人は19%しかいない。
それでも、共和党寄りのラテン系だと、42%が「良い」と答える。民主党寄りでは9%。同じガソリン代、同じ家賃を見ながら、読み方が割れている。
強制送還も割れた。ラテン系の有権者全体では62%が「やりすぎだ」。共和党寄りでは47%が「ちょうどいい」、33%が「むしろ足りない」。合わせて8割が、今のままか、もっとやれ、の側だ。
残った人も、無条件ではない
テキサス州南部では、残った人の言い方が変わってきた。不動産業のリチャード・コントレラス氏は、移民を取り締まるICEについて「おじいちゃん、おばあちゃんはそっとしておいてくれ」と話した(英語の発言の訳)。バーを営むミルトン・レイナ氏は、トランプに3回入れたうえで「少しは思いやりが必要だ」と話した。国境の警備は認める。でも、やり方には注文を付ける。
まだ分かっていないのは、この数字が票になるかだ。中間選挙は11月3日。見るならテキサス州第34区。2024年はトランプが4ポイント差で勝った選挙区で、共和党が区割りを引き直して有利にしたのに、今も互角と見られている。
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――兵庫県で、1万3000筆の署名に出た声
- Pew Research Center「Trump approval falls sharply among his 2024 Latino voters, even as many are supportive」
- Pew Research Center「The Economy Is the Top Issue for Latino Voters in the 2026 Midterms」
- Al Jazeera「Trump's approval hits new low among Hispanic voters ahead of midterms」
- Yahoo News「Trump approval rating sinks among Latino voters in new polls」
- NBC News「Poll: Latino voters swing away from Trump and Republicans」
- Yahoo News(NBC News)「A border district in Texas is flashing warning signs for Republicans in the midterms」
- JETRO「トランプ米大統領の支持率が非白人などの支持低下で過去最低の36%に、世論調査(米国)」