NARUTO完全新作、相手はBORUTOではなかった
ニューヨーク・コミコン2026のステージ
3年待ったNARUTO完全新作、相手は『忍空』 理由は岸本斉史がずっと言っていた
3年待たされた『NARUTO-ナルト-』の完全新作アニメが、ついに中身を明かした。相手は『NINKU -忍空-』。1993年に週刊少年ジャンプで始まり、1995年にアニメになった別の忍者漫画だ。その忍空とのコラボで、全4話。発表があったのは現地10月10日、ニューヨーク・コミコン2026の「NARUTO: What’s Next?」というステージだ。日本では11日午前6時から公式YouTubeで同時配信された。
待った人は、本当に待っていた。この完全新作、もともとはテレビアニメ放送20周年の企画だった。2023年9月3日から、テレビ東京系の日曜夕方5時30分に4週連続で流れる予定だった。それが同年8月、「クオリティの向上」を理由に延期。そこから3年2か月、中身は伏せられたままだった。現地10月10日という日付は、うずまきナルトの誕生日だ。
3年黙っていた完全新作と聞けば、本編の続きか『BORUTO』の続報を思い浮かべる。出てきたのは、30年以上前の作品との合体だった。物語では、カカシから任務を受けた第七班(ナルト、サスケ、サクラ)が別の世界へ迷い込み、風助たちと出会う。なぜ、よりによって忍空なのか。
なぜ忍空だったのか
答えは、作者本人がずっと言っていた。『NARUTO』の原作者・岸本斉史は、今回もこう話している。「『NINKU-忍空-』がなければ、『NARUTO-ナルト-』は存在していません」「『NINKU-忍空-』の続きが見たくて、『NARUTO-ナルト-』を描きました」。風助はナルトの「陰の師」だ、とも書いている。
つながりは、言葉だけではない。ぴえろの作品一覧によると、1995年のアニメ『忍空』の監督は阿部紀之(現・阿部記之)。キャラクターデザインは西尾鉄也と北山真理だ。2002年のテレビアニメ『NARUTO』も、キャラクターデザインに西尾鉄也が入っている。そして今回のコラボアニメは、監督が阿部記之、キャラクターデザインが西尾鉄也、制作がぴえろ。風助の声も、1995年と同じ松本梨香だ。
つまりナルトが迷い込んだのは、知らない世界ではなく実家だった。
忍空の作者・桐山光侍も「本当にとてもワクワクしています」と話している。主題歌はオープニングもエンディングもFLOW。曲は「GO!!!」と「ビバ★ロック」だ。同じステージでは、岸本斉史の新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』も発表された。
では、コラボアニメはいつ見られるのか。放送時期は、まだ決まっていない。続報は12月19・20日のジャンプフェスタ2027で出るという。3年待って分かったのは、相手が忍空だったということだけだ。
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