サブスクで十分?買って持つ?
- ウクライナ軍が使っている衛星通信が、端末が速く動くと切れるようになりました。ウォール・ストリート・ジャーナルは、速度を落とすよう指示したのはスペースXのイーロン・マスク氏だったと報じましたが、マスク氏もトランプ大統領もルビオ国務長官も、自分が決めたのではないと否定しています。現場が心配しているのは、だれが悪いかより、次も止まることです。
- 「使う時にしか必要ないじゃん。ずっと持ってる必要ある?」
- 「手元にないと不安じゃない?運営の都合で使えないとかイヤ!」
どっちの味方?最初の印象で選んでください。
あなたが味方した サブスク派 の言い分
朝、駅のホームで、聴きたい曲を思い出します。そのまま画面を触れば、その曲が流れます。家に棚はありません。本も映画も音楽も、全部よそから借りています。引っ越しのときは、段ボールが少なくて、運んでくれた人が驚いていました。
こうなったのは、実家のせいです。父が本と映画のディスクを床から積み上げて、廊下まで並べていました。母は掃除ができないと言って、いつも怒っていました。父は、そのうち全部もう一度見ると言い続けていましたが、本当に見ているところを、私は一度も見ていません。だから私は、家に物を置かないと決めました。
持っている人を見ると、思うことがあります。あの人たちは、買った日に安心して、それで終わっているのではないでしょうか。棚に並べた物は、いつでも見られるぶん、今日見なくていい物になります。私のほうは、明日止まるかもしれないから、今日のうちに聴きます。止まったら、そのときに別のものへ移ります。それまでは、いちばん新しいものを使えている私の勝ちです。
あなたが味方した 買って持つ派 の言い分
寝る前に、棚の前に立ちます。背表紙を目で追って、今夜はこれ、と決めて引き出します。回線が落ちていても、停電でなければ見られます。飛行機の中でも、電波の弱い宿でも見られます。だから私は、好きになったものは、必ず買って手元に置きます。
こうなったのは、ある晩のことがあったからです。何年も繰り返して見ていた作品が、朝になったら一覧から消えていました。前の晩までは、そこにありました。問い合わせたら、権利の都合だと言われました。それだけです。謝りもなく、代わりもなく、私の手元には何も残っていませんでした。あのとき初めて、自分は何も持っていなかったと分かりました。
借りて済ます人は、持っている気になっているだけです。いつまで見られるかを決めるのは、貸している向こう側です。向こうの都合で、明日には消えます。私の棚は狭くて、ほこりもたまります。それでも、だれにも消されません。狭いのを我慢する代わりに、私は消されない側を買っています。
どちらにも呼ばれない立場 どちらも選べない人
置く部屋も、毎月の払いも、どちらもぎりぎりの人がいます。棚を増やせば寝る場所がなくなり、借り続ければ払いが止まりません。だから、見たいものを我慢して減らしています。この人は、どっちと聞かれても手を挙げません。
理由を聞いた今、もう一度選ぶ
言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。
元ネタを読む →ウクライナ軍のスターリンクを遅くしたのはマスク氏本人か WSJ報道