あなたはどっち ITスキル

「やらなかったこと」も書くか

場面と、二人の言い分
  1. ソースコードが手に入らないソフトをAIに調べさせる道具が、海の向こうの掲示板で騒ぎになりました。外部の人が試した記録では、ファイルに書き出す部分を別に書き直すと、あらかじめ決めた14通りの入力すべてで、出てきた文字が1バイトも違いませんでした。同じ報告には、アプリは立ち上げていない、ネイティブのプログラムは逆コンパイルしていない、という確かめていない点も並んでいます。
  2. 「書いてない所が、嘘になる」
  3. 「言い訳の長さは成果じゃない」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

未確認も書く派 の言い分

洗濯機を預けたとき、戻ってきた紙に書いてあったのは『異常なし』の一行だけでした。ひと月で同じ音が鳴って、また持っていって、また一行。どこを見ていないのか先に書いてくれていたら、わたしは自分で底を覗いていたんですよ。報告に並んだ『やっていない』の行は、逃げじゃなくて地図です。見ていない所が分かっていれば、次に手を入れる人が、同じ所をもう一度調べなくていい。結論だけの紙は、読み終わった瞬間にただの願いになります。

相手へ:結論だけの紙、外れたとき誰がどこを見直すんですか?実際に出た声 「独立して作ったことを証明する、その場でできた記録を残すべきだ」

結論だけ派 の言い分

うちの若いのが上げてくる報告、前置きがやたら長いんです。確認できていません、範疇外です、と断りが続く。読み終わってから、で、使えるの?と聞くと黙る。調べた中身より確かめた跡のほうが分厚い紙を、朝の会議で誰が最後まで読むと思いますか。わたしが欲しいのは、使えるか使えないかの一行です。断りを書いた分だけ責任が逃げていくなら、若いのが出す紙は報告じゃなくて保険証書ですよ。

相手へ:見てない所を全部書いたら、見た所は誰が読むんですか?

どちらにも呼ばれない立場 調べられた側

わたしの作ったものが、どこまで追いかけられたのか、残った記録の中にしか書かれていません。許可を取るのは使う側の責任だと注意書きはありますが、取られたかどうかは、こちらには届きません。紙が厚くても、何を見られたか分かるのは、わたしではなく後から来る人です。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →6万スターのAI逆解析ツール、肝は「確かめていないこと」の記録

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