シャカチキの粉、
もう買えないの
――代わりのサイドは「ザクザクジューシーももチキン」270円~
写真はイメージ 撮影 BrokenSphere/CC BY-SA 3.0(ウィキメディア・コモンズ)
マック新チキン4品、終了する「チキンフィレオ」と値段を比べてみた
マクドナルドの定番チキンが、2026年10月21日に入れ替わりました。5年かけて開発したという「もも一枚肉」のチキンを使うバーガー3種とサイド1種が、全国でレギュラー販売に入っています。代わりに「チキンフィレオ」「てりやきチキンフィレオ」「シャカチキ」は10月から順次、「チキチー」は10月20日に姿を消しました。
新しくなって、値段はどう動いたのでしょうか。公式が発表した価格と、終わった商品の価格を並べて計算してみました。
5年かけた「もも一枚肉」、4品の中身
日本マクドナルドの発表によると、新商品は3つのバーガーと1つのサイドです。価格はすべて税込で、店舗によって変わるため「~」付きの表記になっています。
「ザクザクジューシーマック」は単品460円~、バリューセット740円~。あらびきマスタードの風味にブラックペッパーを効かせたタルタルソースを合わせています。「スパイシーザクザクジューシーマック」は単品470円~、セット750円~で、唐辛子とガーリックの風味を効かせた旨辛なスパイシーソース。「てりやきチキンジューシーマック」は単品470円~、セット750円~で、生姜とにんにくを効かせたてりやきソースとスイートレモンソースの組み合わせです。サイドの「ザクザクジューシーももチキン」は270円~で、オニオンやガーリックの旨みにブラックペッパーなどの香辛料を効かせたとしています。
4品はいずれも、もも一枚肉を波状衣で包んだ同じチキンパティを使います。販売は午前10時30分から閉店まで(24時間営業の店舗は翌午前4時59分まで)。夕方5時からの夜マックでは、パティ2枚の「倍」が600円~・610円~。平日の午前10時30分から午後2時は、「ひるまック ザクザクジューシーマックセット」が650円(税込)で、通常価格から90円引きという案内です。
開発について、日本マクドナルドのズナイデン房子CMOは「5年という月日がかかりましたが、ようやく満足のいくチキンパティが完成しました」と話しています。広報部の担当者は、業界メディアの取材に「従来の商品のリニューアルではなく、今後の新たなレギュラーの柱として育てていく」と答え、試作は100パターン以上に及んだと説明しました。
終わる商品と並べて、差額を計算してみました
では、消えた側はいくらだったのでしょうか。新商品の発表時に旧価格を並べたウェブメディアの記事によると、チキンフィレオは440円~、てりやきチキンフィレオは450円~、倍チキンフィレオは580円~、倍てりやきチキンフィレオは590円~、シャカチキは240円~でした。
筆者が引き算してみると、バーガーはそろって20円の上積みです。440円→460円、450円→470円、倍も580円→600円、590円→610円。率にすると4~5%ほどで、どれも同じ幅でした。
差が目立つのはサイドのほうです。シャカチキの240円~から、ももチキンの270円~へ30円。率では12.5%で、バーガーより上げ幅が大きくなります。
ただ、ここは単純な値上げとは言い切りにくいと筆者は考えます。シャカチキは袋に入れて自分で粉を振る商品で、ハフポスト日本版は、チェダーチーズ味のシーズニングが1袋50円で単品購入できると伝えていました。粉込みの290円と見るなら、ももチキンの270円は20円安い計算です。使う肉そのものも、もも一枚肉に替わっています。
同じ10月21日には、ベーコンレタスバーガーとえびフィレオのタルタルソースが、新バーガーと同系統のマスタードペッパータルタルに変わりました。期間限定で「シャカシャカポテト やみつきブラックペッパー」(ポテト単品価格+50円~)も登場しました。入れ替えはチキン4品だけで終わっていません。
試した人の声
ロケットニュース24は、ケンタッキーフライドチキンのもも肉バーガーと食べ比べ、マクドナルドの衣を「かなりのクリスピー」、肉の厚みは「ケンタッキーの圧勝」と書いていました。その一方で、従来のチキンフィレオなどと比べると「ジューシーさが格段にある」とも評しています。
レビューサイトの進撃のグルメは「ザクッと香ばしい衣」「ジューシーで柔らかい肉質」「マスタードペッパータルタルソースの甘みのある酸味」と書き、都心部の店舗では単品510円だったと伝えていました。「460円~」の「~」には、これだけ幅があるということです。
ネットの評判
Xでは、発売日に「スパイシーザクザクジューシーマックうまい!!!」「おはようー 今日はめっちゃ楽しみにしてた マックの新作バーガーの発売日」といった声が目立ちました。Yahoo!リアルタイム検索のまとめでは「最高に美味しい」「リピートしたい」という書き込みも紹介されています。
一方で、終わる側を惜しむ声も続きました。シャカチキの粉について「あれだけは残して」「永遠に舐めていたい」、チキン系の終了には「チキンがさらにおいしくなって帰ってくると、今は信じるしかない」「なくなる前にチキチーを食べまくるぞ」といった投稿が報じられています。新しい定番への期待と、慣れた一品を見送る寂しさが、同じ日に並びました。
まとめ
値段で見ると、バーガーは20円、サイドは30円の上積み。中身は、5年かけたという「もも一枚肉」に替わりました。平日昼の650円セットなら、差額はひとまず気になりにくい水準です。
終わった商品について、公式の発表に再販の記載はありません。入れ替わりの前後で味を比べたい人は、今回の価格を書き留めておくと、次の見直しのときに見比べやすいはずです。
出典
日本マクドナルド「ニュースリリース(2026年10月8日)」
日本マクドナルド「一部メニュー見直しのお知らせ(2026年9月25日)」
福島民報、アドバタイムズ(開発担当者・広報の発言)
進撃のグルメ(旧価格の一覧、実食レビュー)
ロケットニュース24(KFCとの食べ比べ)
ハフポスト日本版(シャカチキのシーズニング)
Yahoo!リアルタイム検索(SNSの声のまとめ)
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40年仕入れてるけど、
こんな値は初めて
――エドノフーズの江戸野誠一郎社長
- 日本マクドナルド ニュースリリース(新商品・2026年10月8日)
- 日本マクドナルド 一部メニュー見直しのお知らせ(2026年9月25日)
- アドバタイムズ チキンフィレオ終売、新チキン4品はリニューアルではない
- 福島民報 マクドナルド、新定番チキンに込めた5年のこだわり
- 進撃のグルメ 新メニューの価格は?「チキンフィレオ」「シャカチキ」と比較
- 進撃のグルメ ザクザクジューシーマックを正直レビュー
- ロケットニュース24 ザクザクジューシーマック vs KFC もも肉バーガー
- ハフポスト日本版 シャカチキ販売終了へ。“あの粉”の行方が話題に(dメニューニュース転載)
- Yahoo!リアルタイム検索 「ザクザクジューシーマック」発売 バズまとめ