守ったあと、
ホームページが開かなくなるかも
――videwが、レンタルサーバの客に
写真はイメージ Photo by Domaintechnik on Unsplash
緊急のPHP更新で「ホームページが閲覧できなくなる可能性」videwが告知
videw.comが10月21日、レンタルサーバの一部の客に向けて告知を出した。PHPの重大な脆弱性への対応で、保守会社が古いPHPの利用者を強制的にPHP 8.4へ変えることも「視野に入れている」との報告があった、という内容だ。告知には、こう書いてある。「お客様のホームページが閲覧できなくなる可能性がございます」。
守ったら、見られなくなるかもしれない。
対象は、ホスティングサービス(LM20G、L200G、L400G、L600G、L150G)の一部の契約。作業は10月21日の23時から。ただし「作業内容」の欄は「未定」のままで、強制変更が本当に行われたのかは分からない。
古いままでは、置いておけない
PHPに重い穴が2つ見つかった。名前は「php2shell」、番号はCVE-2026-109618とCVE-2026-109619。深刻さの点数CVSSは、どちらも9.2。外から勝手にプログラムを走らされる恐れがある。
修正版が出たのは、10月21日の夜。8.2.35、8.3.36、8.4.27、8.5.12の4つだ。直してもらえるのは8.2以上だけ。PHP 8.1以前はサポート終了で、公式の修正は出ない。影響はPHP 5.4.0以降に及ぶ。
しかも、待ってはくれない。調査会社Sansecは、修正版が出る前からCloudflareがPHPのサイトへの攻撃を報告していた、と書いた。悪用できると主張するコードも出回り始めている。様子見は、もう選べない。
守った直後が、いちばん危ない
あまり言われていないが、PHP 8.4は古いコードをそのまま動かしてくれるとは限らない。8.4では、引数の書き方の一部が非推奨になったと、PHPの公式の手引きに書いてある。WordPressも、公式の手引きで「6.7でPHP 8.4のベータ対応を加えた」としている。長く触っていないサイトほど、上がった先で止まりやすい。
videwの告知に、バックアップや元に戻す手順の案内はない。更新が終わったあとに、トップページ、問い合わせフォーム、カートが動くかを自分で開いて確かめる人が要る。
videwは、詳しい作業内容と時間帯、影響の範囲を、決まり次第、別に案内するとしている。次に出るのは、その案内だ。
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- videw.com メンテナンス・障害情報(2026.10.21掲載)
- PHPの重大な脆弱性「php2shell」(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)の概要と対応指針 - GMO Flatt Security Blog
- PHP2Shell: Critical PHP RCE (CVE-2026-109618, CVE-2026-109619) - Sansec
- 「PHP」に“致命的”な脆弱性2件、日本時間21日深夜に緊急のセキュリティリリースへ - 窓の杜
- PHP Manual: Deprecated Features(PHP 8.4)
- PHP compatibility and WordPress versions - WordPress Core Handbook