来てほしい。でも、
声をかけるのは12月
――ある球団が、戦力外の投手に
写真はイメージ Photo by Josh Collesano on Unsplash
藤浪晋太郎を獲得調査 オリックスが12月まで動けない理由
オリックスが、DeNAから戦力外になった藤浪晋太郎(32)の獲得調査に入った。スポーツ報知が10月10日に報じた。分かったのは9日だという。時速160キロを超える速球が売りで、NPB通算198試合で58勝。メジャーでも64試合に投げた。ただ、正式な交渉ができるのは、11月の合同トライアウトが終わったあとらしい。
気に入ったならすぐ声をかければいい、と思う。できないのは、選手契約が11月30日で区切られているからだ。表に出て交渉できるのは、トライアウトが終わり、名簿の公示を待ったあと。例年なら12月に入る。
11月30日までは、まだDeNAの選手
支配下選手の契約は、毎年11月30日で切れる。球団は来季も契約する選手を契約保留選手名簿に載せ、その日までにNPBへ出す。名簿から名前が消えた選手が、自由契約として公示される。昨年の公示は12月2日で、150人が自由契約になった。ここで保留権が外れ、12球団のどことでも交渉できる。
つまり戦力外通告は、「来季の名簿には載せない」という予告にすぎない。藤浪が来季構想から外れたとNHKが伝えたのは9月24日。それでも11月30日までは、制度の上ではDeNAの選手だ。オリックスが水面下で調べるだけにとどまるのは、そのためだ。
通告の時期も決まっている。第1次は9月28日から10月9日まで。第2次は、クライマックスシリーズが終わった翌日から10月30日まで。なぜ10月末で切るのか。フリーランス法が、契約を更新しないときは30日以上前の予告を求めているからだ。契約が切れる11月30日から数えて、30日前だ。
トライアウトを開いているのはNPBではない
その間にあるのが、11月17日にバンテリンドーム ナゴヤで開く12球団合同トライアウト。契約を更新されなかった選手や、NPB復帰を目指す選手が出る。

ここが、ややこしい。この行事をNPBのものだと思っている人は多いはずだ。違う。2001年から2024年まではNPBが開いていたが、やめた。主催は、選手でつくる日本プロ野球選手会(理事長・大瀬良大地)だ。復活したのは2025年で、今年が2回目になる。
オリックスは2026年、2年ぶりのBクラスの4位。先発陣の強化を最大の課題に挙げている。宮城は左ひじ、山下は右ひじの手術で長く離れている。山下の復帰は来季の後半が現実的だという。藤浪が大きなけがで長く離れたことがないのも魅力だと、報知は書く。
加われば、捕手の森友哉(31)との「大阪桐蔭バッテリー」が戻る。2人は2012年、大阪桐蔭で甲子園の春夏連覇を果たした。ただ、森も8月に左手首を手術している。
ネットの評判
記事が載ったYahoo!ニュースには、10月10日時点で1,800件を超えるコメントが付いた。目立つのは期待より心配の声だ。制球が長く良くならない、打者に当たったら危ない、という書き込みが並ぶ。森友哉と組めば変わるという期待の声は、少ない。
藤浪は「(シーズンの)最後の方は自分らしい投球を取り戻せていたんじゃないか、と。NPBでプレーさせてもらえたら」と話している。報知によれば、制球難でここ数年は不振が続き、今季の1軍登板は3試合。大阪桐蔭バッテリーの話が本当の交渉になるのは、藤浪の名前が名簿から消えたあとだ。
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- 【オリックス】DeNA戦力外の藤浪晋太郎を獲得調査 故障者続出の先発不足で160キロ剛腕に注目 あるぞ!森友哉と「大阪桐蔭バッテリー」再結成(スポーツ報知)
- 同記事のコメント欄(Yahoo!ニュース)
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