つくねと、きんぴらごぼうが
なくなっていた

――100円安くなった、のり弁の話

10/7 20:07 / 発信国:日本

ファミマの海苔弁が498円に 前の商品は598円だった

ファミリーマートが10月6日、「ファミマ・ザ・海苔弁当」を売り出した。税込498円(税別462円)。全国の約1万6500店に並ぶ。おかずは4つ。白身魚フライにタルタル、ちくわの磯辺揚げ、コロッケ、そしてゆでたまごだ。ごはんには、だし醤油を塗り、その上に削り節と海苔を重ねている。

ファミマが定番として押しているファミマ・ザ・シリーズで、弁当が出るのは初めてだ。ごはんは220gあるという。週刊アスキーの紹介記事がそう書いている。だし醤油は、かつお節・さば節・そうだ節と昆布をきかせたものらしい。同誌が食べてみた別の記事には、1食857kcalとある。

「全国」とはいうものの、公式の商品ページには「地域・店舗により取り扱いの無い場合がございます」と書かれている。

発売の記念もある。10月12日までに買うと、「お~いお茶 緑茶」か「お~いお茶 濃く香るほうじ茶」(どちらも600ml)の無料引換券がもらえる。引き換えは19日まで。

他社ののり弁と並べてみる

500円で買えるのり弁は、当たり前なのか。各社の公式サイトを開いて並べてみた。

ローソンのお弁当一覧に出ている「明太唐揚のり弁当」は、税込559円。セブン‐イレブンの弁当一覧には、「のり弁」「海苔弁」と名の付く商品が載っていない。商品ページに残る「4種おかずの海苔弁当」は税別598円で、売っているのは新潟県と北陸だけだ。

ワンコインの弁当そのものは珍しくない。ファミマの一覧にも「鶏そぼろ弁当」が税込398円で出ている。ただ、のり弁で500円を切っているものは、3社の公式サイトを見たかぎり、ファミマのこれだけだった。

598円の海苔弁は、一覧から消えた

では、ファミマはもともと、のり弁をいくらで売っていたのか。598円である。

9月まで、ファミマには「タルタル白身フライの海苔弁当」があった。税込598円で、宮崎県と鹿児島県を除く全国。白身フライに、つくね、ちくわの磯辺揚げ、コロッケ、きんぴらごぼう。9月8日から21日は、白身フライを1.5倍にする企画もやっていた。

そして10月7日の時点で、ファミマの公式サイトの弁当一覧に、海苔弁当は1品しかない。498円の新しいほうだ。

ここが、ややこしい。100円分、どこかは変わっている。新商品の公式の説明に名前が出るおかずは4つ。つくねときんぴらごぼうは、そこに入っていない。代わりに入っているのが、ゆでたまごだ。ただ、新旧どちらの説明も「など」で終わっている。だから、1つも入っていないとまでは言えない。

ファミマは、値下げだとは言っていない。発表にあるのは、物価が上がり続けるなかで「日常のランチ代を抑えつつも満足感のある食事を楽しみたいというニーズ」に応えた、という話だ。では、どうやって498円に収めたのか。原価や中身をどう組み替えたのかは、発表に書かれていない。

100円安い海苔弁の公式の説明から、つくねときんぴらごぼうの名前は消えている。

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