新作『スター・ウォーズ』凍結でファンがホッ?!

タイカ・ワイティティ監督が自ら明かした、6年越しの企画停止

写真はイメージ Photo by Peter Herrmann on Unsplash

10/21 10:56 / 発信国:アメリカ / 記者:工藤

ガチガチに凍結 タイカ・ワイティティ版『スター・ウォーズ』企画停止にファンは安堵?!

2026年10月18日、アメリカのメディアInverseがインタビューを公開した。タイカ・ワイティティ監督は、その中で自分の『スター・ウォーズ』新作映画の企画を凍結したと認めた。「悪いお知らせなのですが、実は一度(企画を)凍結して、(マクナマラと)一緒に別の企画を進めているところなんです」(シネマトゥデイの訳)。企画が発表されたのは2020年5月4日の「スター・ウォーズの日」。6年たって、1本も撮られないまま止まった。

ガチガチに凍結、とはどれくらいか

ワイティティ監督はInverseに「It’s very iced.」と話した。シネマトゥデイは「ガチガチに凍結されています」と訳している。監督は、ほかに4本ほど手がけたい映画があるとも言った。その場にいた広報担当に、もっと話していいかと聞いたら、「聞かないといけないなら、答えはノーです」と返されたという(訳)。

では、なぜ止まったのか。ルーカスフィルムは、この企画についてコメントしていない。理由は公式には出ていない。分かっているのは、会社側の動きだ。2026年1月16日、キャスリーン・ケネディ社長の退任が発表され、デイヴ・フィローニが新社長、リンウェン・ブレナンが共同社長になった。2026年9月27日には、スカイウォーカー・サーガの新三部作第1作の監督にジョン・ワッツが決まったと、Varietyなどが報じた。ワイティティ監督の企画の脚本は、『哀れなるものたち』のトニー・マクナマラが書いていた。

本人は、終わりとは言っていない。「氷河期にも終わりは来ますし……どうなるかは分かりませんよね?」(訳)

ネットの評判

2026年10月21日の時点で、シネマトゥデイの記事に、はてなブックマークが77件、Yahoo!ニュースのコメントが73件付いている。残念だという声はある。ただ、それより目立つのは、もう作らなくていい、シリーズはとうに終わっている、という書き込みだ。エピソード7〜9への不満を並べ、ジョージ・ルーカスに作り直してほしいと書く人もいる。新作が止まった知らせなのに、歓迎する側の声のほうが大きく見える。

では、お客の入りはどうだったのか。2026年5月22日にアメリカで公開された『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の世界興行収入は3億4,580万ドル。製作費は1億6,500万ドルだった。実写の『スター・ウォーズ』では、歴代でいちばん低い数字になった。日本では10週で35億円を超え、よく入った。ネットの声は事実の根拠にはならない。ただ、世界のお客の入りという数字でも、前のようにはいっていない。

次の2本は動いている

止まったのはワイティティ監督の1本で、シリーズ全体ではない。ショーン・レヴィ監督、ライアン・ゴズリング主演の『スター・ウォーズ/スターファイター』は、2027年5月28日に全米公開と発表されている。

ジョン・ワッツの新三部作第1作は、ディズニーの正式なゴーサインがまだ出ていない。

ワイティティ監督の企画が凍ったままでも、次の『スター・ウォーズ』は2027年5月28日に公開される。

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