『白い恋人』の缶、
利用用途を製造元が募集
石屋製菓が12月から募集する
石屋製菓が『白い恋人』50周年で募集するのは、缶の「意外な用途」だった
石屋製菓が10月13日、『白い恋人』のブランドを作り直すと発表した。1976年の発売から、今年で50年になる。ロゴは、発売当時から箱にある雪の結晶を描き直したもので、「ホワイトスノー」という名前が付いた。箱のあの濃い青、鉄紺色も、前より少し明るくなる。包装紙と個包装の色もそろえる。新しい包装は12月から順に切り替わる。真面目な発表だ。……と思ったら、同じ発表文の後ろに、妙な一行が付いていた。
「写真投稿キャンペーンを実施」。缶の使い道を、作った会社が募集するという。
原文はこうだ。「発売から50年を迎えた『白い恋人』の缶が現在どのように活用されているか、意外な用途やそれにまつわる思い出などを募集します」。12月から、Xで受け付ける。
意外な用途。50年売ってきた会社が、そう書いているのだ。
缶は、空にしてからが長い
言われてみれば、そうだ。あの缶は、中身がなくなってからのほうが、家にいる時間が長い。36枚缶入は14.7×16.5センチ、高さ8.6センチ。値段は3,801円(税込、石屋製菓のオンラインショップ)。クッキーが36枚なくなっても、この大きさの缶は残る。
中身は、裁縫道具だろうか。文房具か、薬か、充電ケーブルか。お菓子の空き缶が小物入れになる、とはよく言われるが、だれが始めた習慣なのかは分からない。何が入っているかは、たぶんこれを読んでいる人のほうが詳しい。会社が聞きたいのも、そこだ。
なぜ缶なのか。50周年の企画だという以外、理由は発表に書かれていない。
では、お菓子そのものは変わるのか。発表はロゴと包装の話で、中身を変えるとは書いていない。箱のハートの中にある利尻山も残る。ただし「抽象度を上げたイラスト」になるそうだ。
記念の商品やグッズも、12月から順に売り出すという。新千歳空港では12月27日から2027年1月4日まで、国内線ターミナルで巨大なカプセルトイやミニゲームのイベントがある。札幌の白い恋人パークでは12月1日に50周年のハートのツリーが点灯し、期間中は19時まで延長営業する。
肝心の賞品は、どうなっているのか。「後日発表」である。
募集は12月から、Xで。賞品の中身はまだ分からない。ただ、応募に必要なものは、たいていもう家の棚の上にある。
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