このままでは
箱根のシードも取れんぞ
――青学大の原晋監督が、出雲駅伝のあとに
写真はイメージ Photo by Yosuke Ota on Unsplash
青学大は出雲駅伝のどこで3分57秒を失ったのか
10月12日、島根県で第38回出雲全日本大学選抜駅伝があった。箱根駅伝を3年連続で制している青山学院大学は、11位に終わった。優勝した早稲田大学は2時間5分56秒の大会新。青学大との差は3分57秒だった。出雲で2桁の順位に沈んだのは、2011年に10位だったとき以来。15年ぶりだ。
ただ、出だしは悪くなかった。1区8.0キロの石川浩輝(2年)は区間2位。首位の駒澤大学とは、たった6秒差でタスキを渡している。
差は、秒で積み上がった
そこから、どう崩れたのか。中継所ごとに、首位との差を並べてみる。数字は、その時点でトップに立っていたチームとの開きだ。
2区5.8キロの鳥井健太(4年)は区間9位で、順位は2位から8位に落ちた。6つ抜かれたのだから、大きく離されたと思うだろう。ところが差は18秒。1区の6秒から、12秒しか増えていない。それだけ上位が密集していた。
流れが変わるのは3区だ。8.5キロを走った飯田翔大(3年)が区間11位で、順位は10位。首位との差は1分35秒に広がった。この1区間だけで1分17秒を失っている。
4区6.2キロの小河原陽琉(3年)も区間11位。順位は11位まで落ち、差は2分15秒。ここで40秒だ。
5区6.4キロの黒田然(3年)は区間7位タイ。順位は上げられなかったが、差は2分22秒で、失ったのは7秒だけ。ここは止めている。
いちばん開いたのは、最後の10.2キロ
残るのは最終6区の10.2キロ。前川竜之将が区間9位で走り、ゴールしたときの差が3分57秒になった。つまりこの区間で1分35秒。6区間のうち、いちばん大きく失ったのは最後のここだった。
まとめよう。3区で1分17秒、6区で1分35秒。この2区間だけで2分52秒、全体の7割以上を失った。残りの4区間で開いた差は、合わせて1分5秒しかない。
青学大のタイムは2時間9分53秒。10位の城西大学とは31秒差だった。今年は優勝の早稲田大学から7位の駒澤大学までが大会記録を上回る高速レースで、青学大は関東勢のなかで最下位だった。
では、なぜ3区と6区で離されたのか。原晋監督は「1区はいい流れできたが、駅伝力がなかった。速さはあるが、強さがなかった」と話した。別の取材では「ここ最近のうちのトレーニングの流れが、この出雲には合っていない。目標はその先の全日本や箱根」とも話し、練習の進め方を大きく変えるつもりはないという。区間ごとに何があったのかは、報じられた記事では分からなかった。
ネットの評判
Yahoo!ニュースに載ったデイリースポーツの記事には、12日の夕方までに474件のコメントが付いた。中日スポーツによると、Xには「青学が関東勢最下位は予想外」「惨敗じゃないか」という声が出た。
ただ、目立つのは箱根での巻き返しを待つ声だ。東スポWEBは「青学はこんなんだけど箱根では来るからなあ」「毎年出雲駅伝は苦戦するけど、やはり箱根1本なんだろうな」という声を伝えている。中日スポーツも、記事の見出しに「まあ青学は箱根よ」という声を使った。青学大は昨季も出雲では7位で、そのあと箱根で3年連続9度目の優勝をしている。
原監督自身は、まだ安心していない。「このままでは箱根のシードも取れんぞ」とハッパをかけたい、と話した。次は11月1日の全日本大学駅伝だ。
43万円の新型冷蔵庫、錆びて見える
Xで話題のアクア「AQR-DUX51B」
中止が4公演。倉敷は、無事に終わった
徳永英明、喉の不調からツアー復帰
40年仕入れてるけど、
こんな値は初めて
――エドノフーズの江戸野誠一郎社長
- 箱根王者・青学大が衝撃の大敗11位 原監督「このままでは箱根のシードも取れんぞ」(デイリースポーツ/Yahoo!ニュース)
- 【大会結果】第38回出雲駅伝(2026年10月12日)(陸上競技社)
- 【出雲駅伝】早大が大会新で16年ぶり3度目V 2位国学院大 青学大ワーストタイ11位/詳細(日刊スポーツ)
- 【出雲駅伝】出場22チーム、全6区間の個人成績一覧(日刊スポーツ)
- 陸上競技部(長距離ブロック)が第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走で第11位(青山学院大学)
- 原晋監督「トレーニングの流れが出雲に合っていない」惨敗も青学メソッドに自信(日刊スポーツ)
- 【出雲駅伝】青学大が関東勢最下位の11位も… 箱根駅伝での逆襲に期待の声(東スポWEB)
- 「まあ青学は箱根よ」 青学大、『俺たちの出雲駅伝大作戦』不発で関東勢最下位の11位(中日スポーツ)